国立文化財機構では、九州国立博物館で公開シンポジウム「熊本地震と文化財レスキュー」を開催します。参加費は無料で、申し込みも不要です。

シンポジウムでは、まず阪神・淡路、東日本の地で文化財レスキューの第一線を担った2人が、これまでの文化財防災のあり方や、今回の熊本地震を受けて考えたことを対談します。次に、発災後7ヶ月の間に取り組んできた文化財レスキューについて、現場担当者から報告します。さらに、文化財の防災に取り組んでいる機関や団体の役割、地域とのかかわり方など、フロアからの発言も求めながら議論を深め、課題を見据えます。