2015年2月14日(土)15日(日)の全国史料ネット研究交流集会の終了後、同じ会場で関連企画「トークイベント 資料保全の現場」を開催します。
大規模水害や東日本大震災への対応について、神戸・宮城の史料ネットより話題提供を行い、参加者のみなさんと意見交換を行うものです。
ご関心のある方はお気軽にご参加ください。

 

 阪神・淡路大震災以来、全国で多発する水害や地震災害に際しては、多くの人々が資料の保全に関わってきました。そして東日本大震災を経て、そうした活動への社会的な関心がよりいっそう高まっています。
そこで、このトークイベントでは、これまで資料保全に関わってきた人、あるいはこれから関わってみたい人たちが、日ごろ抱いている素朴な疑問や悩みを、資料保全の現場に即して話し合ってみたいと思います。

  • 日時・場所
    2015年2月15日(日)14:30~16:30
    @野村證券神戸支店アネックスホール(神戸市三宮・神戸国際会館3階)
    ※参加無料。どなたでもご参加いただけます。
    ※当日参加も可能ですが、できれば事前に、史料ネットお問い合わせ窓口へご連絡いただけると幸いです(コチラ)。
  • プログラム(予定)
    ○話題提供
    ・河野未央氏(歴史資料ネットワーク)
    2004年の台風23号被害からの史料保全の一環として、当時大学院生の立場で、大学でボランティアのとりまとめを行ったことと、その後のワークショップへの展開について報告いたします。

    ・安田容子氏(宮城歴史資料保全ネットワーク)
    地域歴史資料の救済活動は、古文書や民具などが主要な対象とされていますが、各地域には、民間所在の膨大な美術資料も伝えられています。古文書な どが資料として救出される一方で、掛軸や襖絵などの美術資料はどうなってしまうのでしょうか。美術史の観点からみた歴史資料保全の現場について、 話題提供したいと思います。

    ○フロアとの意見交換

  • 主催
    ○東北大学災害科学国際研究所特定研究プロジェクト「地域歴史資料の防災・減災体制の構築にむけた広域連携研究」(代表:天野真志)
    ○歴史資料ネットワーク
    ○宮城歴史資料保全ネットワーク