被災歴史資料保全活動継続へ重ねて募金のお願い

2011 年 12 月 21 日
歴史資料ネットワーク(略称:史料ネット)
 2011年3月11日に発生した東日本大震災で被災した歴史資料の保全活動に、多くのご支援をいただき、心よりお礼を申し上げます。
 寄せられた支援募金は 2011年11 月 10 日現在、総額7,758,527円で、うち5,050,000円を各地のネットワーク組織に送金しています。その内訳は、NPO法人宮城歴史資料保全ネットワークへ 1,750,000円、ふくしま歴史資料保存ネットワークへ 900,000円、山形文化遺産防災ネットワークへ 700,000円、茨城文化財・歴
史資料救済・保全ネットワークへ 600,000円、岩手歴史民俗ネットワークへ100,000円、新潟歴史資料救済ネットワークへ 200,000円、長野県栄村地域史料保全有志の会へ800,000円です。
 この資金によって、すでにネットワーク組織のあった宮城県や福島県では保全活動を早期に行うことが可能となり、茨城県や長野県栄村などでは新たな史料保全組織が立ち上がり、多くの被災史料を保全することができました。厚くお礼申しあげます。
 また史料ネットも被災地に赴き、これまでの経験を活かし保全活動の現地支援に取り組んでまいりました。岩手県では陸前高田市立博物館所蔵資料を 山形ネットなどと共同で保全し、宮城県では宮城県農業高校所蔵資料の保全や、宮城資料ネットの事務局支援を行ってきました。また、山形ネットが続ける被災資料のクリーニング作業、長野県栄村で地域史料保全有志の会が行う保全活動にも協力してきました。
 しかし被災した歴史資料は厖大な量にのぼり、その所在も広範囲にわたります。家屋・蔵の解体が急ピッチに進み、歴史資料の廃棄・散逸が懸念されます。またこれまでに緊急保全した史料の仮整理や簡易な修復も必要で、被災地支援は新たな段階に入り、さらに継続的な保全活動を続けていくことが必要だと考えています。
 しかし現在、皆様からいただいた支援募金も底をつきつつあります。また2011年台風12号によって和歌山・奈良・三重の各県で甚大な被害が生じました。このたびの震災のみならず、今回の水害に対しても、史料ネットがこれまで蓄積した経験を活かして保全活動を進める必要があります。
 つきましては、皆様には被災した地域の歴史資料の救出・保全活動の第2段階への御支援への募金を重ねてお願い申し上げます。皆様からいただきました支援募金は、史料ネットが責任を持ちまして、東日本大震災被災地(宮城、福島、岩手、山形、茨城、千葉)、長野県北部地震被災地、2011年台風12号被災地の各地ネットワーク組織の活動のための資金として送金させてい ただきます。
 今後各地の史料ネットへの支援と、被災地外で行われる仮整理等のための支援を強化していくため、皆様方からのさらなる御支援をよろしくお願い申し上げます。
東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)による被災歴史資料保全活動支援募金
口座番号(郵便振替):00930-1-53945
加入者名:歴史資料ネットワーク

※ゆうちょ銀行以外からの送金の場合
銀行名:ゆうちょ銀行(コード9900)、店番:099
預金種目:当座、店名:〇九九店(ゼロキュウキュウテン)
口座番号:0053945
 
※PDFデータは以下のURLです。印刷してご利用、多くの方によびかけていただければ幸いです。
 
よろしくお願い申し上げます。
 
【12/25追記】 
英文による呼びかけ文は、以下の英語版ブログに掲載しております。
外国語圏の方々にもお伝えいただければ幸いです。
 
本件に関する連絡先:
〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1-1 神戸大学文学部内 歴史資料ネットワーク
電話&FAX: 078-803-5565(平日13 時から17 時まで)
URL: http://blogs.yahoo.co.jp/siryo_net
e-mail: s-net@lit.kobe-u.ac.jp