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事務局保管の資料整理は、院生・学生・市民などのボランティアによって進められました。神戸大学では11回の整理が実施され、のべ127名の参加で約4箱分が終了しました。 4月からは機械的に整理作業を進めるだけでなく、参加者がより古文書に親しめるように神戸大学文学部所蔵文書を利用したミニ学習会の時間ももちました。 さらに神戸女子大学に移管された文書群は4箱分の整理が終了し、残りの整理は神戸大に場所を移して進行する予定です。 被災地の総合史料調査を引き継いだ神戸市緊急地域雇用促進特別交付金事業「市民から引き継いだ古文書整理等」事業は、神戸市文書館寄託のものを中心とした約5000点の古文書について目録化とデータ入力・写真撮影の作業を進めるとともに、震災で被害を受けた神戸市長田区内西代協議会所蔵文書の再整理と保存・公開準備作業を、神戸市文書館において行いました。 さらに神戸大学文学部地域連携センターと神戸市文書館と史料ネットの三者の共同で神戸地域における被災史料についても整理・活用事業を行い、灘区・東灘区で調査を進めました。 |