尼崎市立地域研究史料館の辻川館長よりお知らせです。
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 このたび、尼崎市立地域研究史料館紀要『地域史研究』
第110号を発行いたしましたので、お知らせします。
 1冊850円で販売しておりますので、購入ご希望の方は
ぜひお申し付けください。
■尼崎市立地域研究史料館紀要『地域史研究』 第110号 平成22年(2010)9月発行
〔目次〕
グラビア 高度成長期の尼崎市の公害対策
論文 尼崎城下の江戸積み酒造業 石川道子
  尼崎城下の酒造業が従来考えられていた以上に盛んで
 あり、江戸への出荷も盛んに行なわれていたことを、新
 史料から明らかにする論考です。
史料紹介 尼崎藩領の「御林」関係文書 山形隆司
  江戸時代、山林の管理は肥料供給や治水などの面で重
 要なことがらでした。六甲山の山林を管理する、芦屋市
 域の尼崎藩領村々の史料を紹介します。
史料紹介 「阪鶴鉄道唱歌」について 田中 敦
  鉄道事業草創期、各地で鉄道唱歌が作られ歌われまし
 た。そのひとつである「阪鶴鉄道唱歌」について、歌詞
 の内容や作成経緯などを紹介します。
誌上レファレンス  地域研究史料館
小特集 尼崎市公害関係公文書の公開に向けた取り組み
論文 公害関係公文書の修復と調査 島田克彦
論文 騒音公害関係文書の目録化作業を通して
   ―「尼崎市騒音防止条例」制定前後― 石原佳子
  この間、地域研究史料館で取り組んできた高度経済成
 長期の公害関係公文書の整理・目録化作業と、簿冊から
 窺える当時の尼崎市の公害対策行政の一端を紹介します。
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尼崎市立地域研究史料館  館  長   辻  川   敦
〒660-0881 尼崎市昭和通2-7-16
尼崎市総合文化センター7階
TEL06-6482-5246
 FAX06-6482-5244
(火曜・祝日休館)
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