2002年度 被災史料の整理と被災地での調査活動
  • 準備会:2002年6月12日(参加者21名)
  • 第1回:      7月14日(参加者11名)
  • 第2回:      9月7日(参加者12名)
  • 第3回:        10月26日(参加者 7名)
  • 第4回:        11月16日(参加者11名)
  • 第5回:        12月15日(参加者10名)
  • 第6回:2003年2月2日(参加者13名)
  • 第7回:      3月8日(参加者 8名)
  • 第8回:      4月13日(参加者 6名)
  • 第9回:      5月10日(参加者7名)
史料ネットでは、被災史料の整理を神戸大学文学部の古文書室において毎月1回のペースで行っています。→次回日程はこちら
史料整理のボランティアをしていただける方も募集しています。古文書に触れるのがはじめてという方でも専門の指導員がついていますので、安心してご参加下さい。
詳細は、史料ネット(電話078-803-5565、e-mail:s-net@lit.kobe-u.ac.jp、担当:河野)までご連絡下さい。

■2002年度活動報告

事務局保管の資料整理は、院生・学生・市民などのボランティアによって進められた。神戸大学では準備会を含め10回の整理が実施され、のべ86名の参加で約5箱分が終了した。さらに神戸女子大学で4箱分の整理も進行中である。

また震災後の巡回調査を発展させた総合史料調査は、平成14年度の神戸市緊急地域雇用促進特別交付金事業「市民から引き継いだ古文書整理等」事業に引き継がれている。具体的には、神戸市文書館寄託のものを中心とした約5000点の古文書について目録化とデータ入力する作業を進めるとともに、震災で被害を受けた神戸市長田区内西代協議会所蔵文書の再整理と保存・公開準備(紙焼き・マイクロフィルムなど)作業を、神戸市文書館において行った。

なお、西代協議会所蔵文書については、去る5月11日(日)に、『歴史ある町神戸〜村の古文書からみる西代のむかし〜』と題して、同文書を用いた市民講座を長田区において開催した。

さらに今年度発足した神戸大学文学部地域連携センターが灘区・東灘区で開始した同様の調査にも、積極的に協力した。