1. 被災史料の整理や被災地での調査活動
事務局保管の被災資料整理は、院生・学生・市民などのボランティアによって進められた。神戸大学では計6回の整理が実施され、のべ37人が参加した。2005年度は、ひきつづき2004年台風23号による水損史料整理を行った。状態の悪い日高町T家襖の下張りはがしを優先し、その後返却の期限が迫っている出石区有文書の整理に着手した。出石区有文書は、安土城考古博物館・兵庫県埋蔵文化財調査事務所魚住分館・神戸市埋蔵文化財センターにて真空凍結乾燥され、フリーズドライ後の料紙の一部が固着していたため、展開を行った。4/17現在14箱分の固着展開が終了している。
阪神・淡路大震災での被災資料(中国樽丸文書)整理を行うことはできなかったが、乾燥済み水損史料の整理を行うことで、新たに水損した襖の下張りはがしや、フリーズドライ後の固着展開などのノウハウを蓄積することができた。
また、2004年台風23号で被災した兵庫県日高町のT家(2004年にレスキューした同町T家とは別)から浸水した蔵の解体に伴うレスキュー要請の連絡があり、但馬・国府国分寺館と連携して蔵内の近世・近代史料をレスキューした。史料は現在、同館で保管していただいており、寄贈先を斡旋中である.
- 第27回:2005年6月11日 参加者3名 (日高町T家襖下張りはがし)(第27回は2004年度)
- 第28回: 7月9日 参加者5名 (日高町T家襖下張りはがし)
- 第29回: 8月21日 参加者1名 (日高町T家襖下張りはがし)
- 第30回:2006年2月23日 参加者11名 (出石町H区有文書固着展開)
- 第31回: 年4月3日 参加者10名 (出石町H区有文書固着展開)
- 第32回: 年5月13日 参加者7名 (出石町H区有文書固着展開)
2. 市民や自治体との連携を重視した地域史研究や地域遺産保存・活用の取り組み
「シリーズ歴史遺産を考える」
- 主催事業:中世市民講座「神戸源平シンポジウム源平合戦―伝承された戦いの虚実」
- 2005年9月25日(日)13時~16時 @神戸市水道局たちばな研修センター多目的ホール 参加約300 名
- スライド:山本陽一郎(神戸大学大学院生)「神戸源平史跡の今昔物語」、基調講演:川合康(東京都立大学)「源平合戦の虚像を剥ぐ―生田森・一の谷合戦を中心に―」、パネルディスカッション「内乱史研究の最前線―武士、伝承、地域社会―」:川合康・高橋昌明(神戸大学)・源健一郎(四天王寺国際仏教大学)、コーディネーター:市沢哲(神戸大学)・藤田明良(天理大学)、主催=歴史資料ネットワーク・兵庫区民まちづくり会議・兵庫区役所
- 主催事業:「歴史系博物館と指定管理者制度」勉強会
- 2005年12月18日(日) 13時~17時 @芦屋市立美術博物館 参加15名
- 報告:明尾圭造(芦屋市立美術博物館)「芦屋市立美術博物館の現状と課題」、コメント:河崎晃一(芦屋市立美術博物館)、佐々木和子(神戸大学文学部地域連携センター)、大国正美(史料ネット)、森下裕之(NPO法人芦屋ミュージアム・マネジメント)
- 主催事業:「地域史卒論報告会」
- 2006年3月5日(日)13~17時 @六甲道勤労市民センター 参加30名
- 報告:安藤美保(神戸大学)「兵庫津・御馳走場の空間構造―宝暦度の朝鮮通信使来朝史料を中心としてー」、内田美咲(神戸大学)「伊丹酒造家小西家の経営構造ー酒造業・大名貸・江戸下り酒問屋を軸にー」、森本泰弘(神戸大学)「都市青年会と町運営の変容過程―姫路市を事例として―」
- 主催=歴史資料ネットワーク・神戸史学会、後援=神戸大学文学部地域連携センター
今年度も年4回の歴史講座を開催することができなかった。
近年、文化財行政部門にも導入が急速に進んでいる指定管理者制度についての情報収集を行った。とりわけ、芦屋市立美術博物館の「直営」方式への移行に関する現状と課題について、博物館と、受け皿となるNPO芦屋ミュージアム・マネジメントの双方のメンバーを交えて勉強会を行った。
また、今年度からの新たな試みとして、神戸史学会との共同企画「地域史卒論報告会」を開催することにした。これは、大学院には進学せず一般企業などへ就職し、かつまに兵庫県をフィールドとする地域史を卒論のテーマにした学生が市民の前で報告を行うという企画で、歴史系の大学で勉強した学生が、社会に出た後も地域遺産や史料を守る活動を続けるきっかけづくりを目的としている。ただ、多くの大学からの参加と、大学院進学者以外の卒業生の参加が少なかったという課題を残した。
さらに、下記の催しに協力を行った.
- 後援事業:第7回「火垂るの墓を歩く会」
- 2005年8月7日・9日9時半~12時 主催「火垂るの墓を歩く会」実行委員会
- 後援事業:神戸大空襲について語ろう―内橋克人氏講演会―
- 2005年8月20日(土) 13時~15時半 @ラッセルホール2Fブランシュ
- ※同時開催「写真で見る神戸大空襲―戦後60年記念パネル展ー」8/17 (水) ~20 (土) 9時~18時
- 会場:神戸市教育会館1階ロビー 主催= 神戸空襲を記録する会
- 2005年8月20日(土) 13時~15時半 @ラッセルホール2Fブランシュ
- 後援事業:兵庫区歴史講演会「ひょうごの寺町」
- 2006年2月12日(日) 14時~16時 @柳原蛭子神社 約100名参加
- 報告:森田竜雄「中世兵庫の寺院と宗教」(神戸大学文学部地域連携センター)、河野未央(史料ネット)「近世兵庫の寺院とまちの人々」、主催=兵庫区民まちづくり会議、兵庫区役所
- 後援事業:ひなまつり@郷町館―お雛さまとカルタ・すごろく―
- 2006年2月28日~3月5日 10時~17時 @伊丹郷町館(旧岡田家酒造)
- 内容:明治・大正・昭和の雛飾り展、カルタ・すごろく展、南京桃の展示即売(4、 5日10時~16時)、かつての伊丹の風景写真パネル展、映画「まもろう伊丹の文化財」上映(4日13時~13時半)、郷町から大鹿まで、ミニ史跡散策と講演会(4日13時半~15時45分)
- 主催=伊丹市文化財保存協会・伊丹古文書を読む会
3. 震災記録保存と地域資料保存
2005年6月18日の総会に合わせてシンポジウム「風水害から歴史資料を守る」を開催し、史料ネットが2004年度から本格的にスタートさせた風水害への対応について、福井水害と台風23号を例に、活動報告を行った。
また、第4回・第5回「阪神・淡路大震災資料の保存・活用に関する研究会」に参加した。
さらに今年度も「シンポジウム地域資料の保存と活用を考える」実行委員会に協力し、第5回から第7回までの準備研究会と、2005年12月10日に行われた拡大研究会を大阪歴史科学協機会・大阪歴史学会・(財)公害地域再生センター(あおぞら財団)・NPO西山夘三記念すまい・まちづくり文庫と共催した。
- 主催事業:シンポジウム「風水害から歴史資料を守る」
- 2005年6月18日(土) 13時~16時45分 @尼崎市立小田公民館 参加◆名
- 報告:多仁照廣(福井史料ネットワーク)「福井史料ネットワークの活動」、木村修二(神戸大学文学部地域連携センター)「台風23号による被災資料調査・救出活動について」、河野未央(史料ネット)「台風23号による水損資料の修復について」
- コメント:前田喜一(但馬史研究会)、小寺誠(盛岡市教育委員会)、加藤晃(舞鶴地方史研究会)、吉岡博之(舞鶴市教育委員会)、プレゼン:富津孝雄(京丹後市ふるさと歴史研究会)
- コーディネーター:松下正和(史料ネット)
- 共催事業:シンポジウム「地域資料の保存と活用を考える」第5回準備研究会
- テーマ:大阪府内における行政文書の保存活用の現状―東大阪市などの活動を手がかりに―
- 2005年7月11日(月)18時半~20時半 @(財)公害地域再生センター(あおぞら財団)
- 報告:佐藤啓二(東大阪市人権文化都文化国際課市史史料室)、主催=地域資料シンポ実行委員会
- 参加事業:第4回阪神・淡路大震災資料の保存・活用に関する研究会
- 2005年10月3日(月)13時半~16時半 @人と防災未来センター 参加23名
- 報告:深井純一(立命館大学)「北但馬震災関連資料の保存と収集経過について」、山口一史(ひょうご・まち・くらし研究所)「人防資料室を利用して」、「人と防災未来センター資料室」の取組から他
- 主催=神戸大学文学部地域連携センター
- 共催事業:「シンポジウム地域資料の保存と活用を考える」第6回準備研究会
- テーマ:バーチャル富松城歴史博物館を通じたまちづくり活動
- 2005年10月13日(木)18時半-20時半 @(財)公害地域再生センター(あおぞら財団)
- 報告:善見壽男(バーチャル富訟城歴史博物館館長)、村井良介(神戸大学文学部地域連携センター)
- 主催=地域資料シンポ実行委員会
- 参加事業:シンポジウム:新潟県中越地震と文化財・歴史資料―1年間のとりくみ―
- 2005年12月10日 (土)12時~17時 @人文法経済学部棟大会議室(F棟5階)
- 基調報告:奥村弘「災害と地域腔史遺産―10年間の取り組み―」、河野未央(史料ネット事務局)「水害からの資料保全活動について―2004年の台風23号被害を中心に」、佐々木和子(神戸大学文学部地域連携センター)「震災資料のアーカイブ構築について―兵庫県の事例から」他
- 主催=新潟大学人文学部地域文化連携センター
- 共催事業:「シンポジウム地域資料の保存と活用を考える」拡大研究会「地域資料活用のための情報ネットワークの現状と課題~資料情報・地域史研究情報の交流をめざして」
- 2005年12月10日(土) @東淀川勤労者センター
- 問題提起:地域資料シンポ実行委員会「資料情報・地域史研究情報のネットワーク化のために」
- 報告:安藤正人(国文学研究資料館)「地域資料の活用拡大のための課題について」
- コメント:塚田孝(大阪市立大学)「地域史研究の視点から」、和田義久(枚方市教育委員会)「資料保存機関の立場から」
- 主催=地域資料シンポ実行委員会
- 参加事業:第5回阪神淡路大震災資料の保存・活用に関する研究会
- 2006年1月10日(火)@人と防災未来センター 参加16名
- 報告:松下正和(史料ネット)「丹波の災害史」、水本有香(人と防災未来センター)・佐々木和子(神戸大学文学部地域連携センター)「震災資料の今―震災資料の共有にむけて」
- 主催=神戸大学文学部地域連携センター
- 共催事業:「シンポジウム地域資料の保存と活用を考える」第7回準備研究会
- テーマ:「近畿圏の自治体における公文書の管理と保存 全史料協近畿部会公文書研究会のアンケート結果から」
- 2006年2月17日(金)18時半~20時半 @あおぞら財団
- 報告:平塚詩穂(箕面市総務部総務課)
- 主催=地域資料シンポ実行委員会
4. 災害対策
2005年9月に発生した台風14号への対策のために、災害発生直後より情報収集にあたるとともに、主に九州の被災地の文化財関係機関・報道機関・ボランティアセンターに対して被災資料の現状確認・保全依頼のFAXを行った。特に宮崎での被害に対して、史料ネットは10月1日に宮崎市入りし、被災地の巡回調査と、自治体・大学関係者などと、北方町・高岡町・椎柴村の被害状況報告会を行った。その後、地元の文化財担当者を中心に宮崎史料ネットが結成された(代表=若山浩章@宮崎地域史研究会)。史料ネットでは、現地と連絡を密に取り合いながら、その活動を支援し、メーリングリストの立ち上げ、募金の呼びかけなどを行った。集まった募金33,383円を宮崎ネットに寄付した。熊本には、12月3日に現地入りし、熊本史学会にて史料ネット活動についての報告を行い、水損史料の保全活動への理解を求めた。
また、各地のネットワークとも協力し、福井や新潟へのシンポジウムに参加した。
2005年度は、岡山、福島、愛知、山形など各地で大規模災害に遭う前にネットワーク化をはかる動きが多く見られたのが特徴的であった。史料ネットではこれらの「予防ネット」とも連絡を密に取り合い、シンポジウムなどの会に参加、提言を行った。
全史料協研修会、「歴史文化資産のリスクマネジメントとネットワークを考える」シンポジウム、世界考古学会などにも参加し、文献史学の研究者や博物館・美術館・文書館などの学芸員・アーキビストや考古学者などとともに、被災資料救出活動や日常的な資料保全のためのさらなるネットワーク作りを行った。
- 参加事業:「史料の被災と救済・保存」シンポジウム
- 2005年6月25日(土)13時半~16時半 @敦賀短期大学129号教室
- 基調講演:松浦義則(福井史料ネットワーク代表)「2004年7月福井水害による史料被災と救済・保存」、パネルディスカッション「史料の被災と救済・保存」: 松浦義則(福井史料ネットワーク代表)・尾立和良 (京都造形芸術大学)・長野栄俊(福井史料ネットワーク)・松下正和(史料ネット)
- 主催=福井史料ネットワーク
- 参加事業:史料ネットセミナー災害から歴史遺産を守ろう!
- 2005年9月17日(土) 13時~17時@岡山大学文学部
- 報告:松下正和(史料ネット)「歴史資料キットワークの活動と展開 1995-2005」、矢
- 野香織(加悦町教育委員会)「史料ネットとできること、史料ネットでできること―参加と受け入れー」
- 参加事業:台風14号被災地の歴史資料・文化財被害について考える会
- 2005年10月1日(土)13時~17時 @宮崎公立大学
- 報告:松下正和(史料ネット)「歴史資料ネットワークの活動と展倒―災害から歴史遺産を守ろう―」、小野信彦(北方町社会教育課)「北方町の歴史資料の被災状況」、今城正広(高岡町社会教育課)「高岡町の歴史資料の被災状況」
- 参加事業:地方史研究協議会第56回敦賀大会
- 2005年10月15日(土) @敦賀市万象プラザ
- ポスター展示:松F正和(史料ネット)「2004年台風23号による水損歴史資料の保全・修復活動について」
- 参加事業:全史料協研修会福井大会
- 2005年11月9日13時~15時 @福井県国際交流会館
- 報告:松下正和(史料ネット)・白井哲也(埼玉県立文書館)「資料保存のネットワーク」他
- 後援事業:シンポジウム「歴史文化資産のリスクマネジメントとネットワークを考える」
- 2005年11月19日(土)10時~17時半 @東京都江戸東京博物館
- 報告:奥村弘(史料ネット)「大規模自然災害と地域歴史遺産保全―歴史資料ネットワーク10年の歩みからー」他
- 主催=歴史文化資産リスクマネジメントシンポジウム実行委員会
- 参加事業:岡山「史料ネット」講演会
- 2005年11月19日(土) @岡山県立記録資料館
- 報告:大国正美(史料ネット)「災害から歴史資料を守る試み―史料ネット運動の意義―」
- 参加事業:熊本史学会12月例会
- 2005年12月3日(土)13時~17時 @熊本県立図書館
- 報告:松下正和(史料ネット)「歴史資料を風水害から守る―歴史資料ネットワークによる水濡れ史料のレスキュー・修復活動を例に」他
- 参加事業:世界考古学会議「文化財と災害」セッション
- 2006年1月15日(日)9時20分~11時20分 @大阪歴史博物館
- 報告:松下正和(史料ネット)・中川正人(安土城考古博物館)・中村弘(兵庫県教育委員会)・中村大介(神戸市教育委員会)「台風被災史料の救出と保存処理」他
- 参加事業:平成17年度愛知県博物館協会美術部門・歴史部門研修会「災害に備える」
- 2006年2月24日(金)13時半~17時 @愛知芸術文化センター
- 報告:奥村弘(史料ネット)「大規模自然災害と地域歴史遺産保全一歴史資料ネットワーク10年の歩みからー」、松下正和(同)「水損史料の処置方法について」
- 参加事業:「人と文化遺産の保存継承ミ一ティング『地域文化遺産を災害から護る活動を知る」―文化財保存の日常から非日常までを包括した山形文化遺産保存継承ネットワーウ(仮)の構築」
- 2006年3月25日(土)13時半~17時半 @東北芸術工科大学
- 講演:矢田俊文(新潟大学)、奥村弘(史料ネット)、活動提起:手代木美穂氏
- 主催=東北芸術工科大学文化財保存修復研究センター
5. 組織と運営
今年度の事務局は、5名の事務局員にて業務を行った。運営委員会は第33回(7月13日)から第45回(6月13日)までの計13回を開催した。
ただ今年度の運営委員会は委員の出席率が悪く、改善の要望が委員より提出され、現状や対策について議論を行った。
2005年度運営委員・事務局・会計監査委員一覧
〈運営委員会〉
浅利文子(日本史研究会)・大国正美(神戸史学会)・加藤宏文(個人会員からの選出)・佐賀朝(大阪歴史科学協議会)・星井直彦(大阪歴史科学協議会)・添田仁(日本史研究会)・吉川潤(大阪歴史科学協議会)・吉村真樹子(大阪歴史学会)
〈事務局〉
奥村弘(代表、神戸大学史学研究会)・藤田明良(副代表、個人委員からの選出)・松下正和(事務局長、京都民科歴史部会)・人見佐知子(事務局員)・河野未央(事務局員)・ 堀田昌宏(事務局員)・浅利文子(事務局員)・板垣貴志(事務局員)
〈会計監査委員〉辻川敦・河島真
ホームページの整備をすすめ、各方面への情報発信の充実をはかった。ニュースレターは4回(2005年9月7日第42号、2006年2月17日第43号、2006年4月10日第44号、2006年5月19日第45号)発行した。メールニュースは24回を発信し(2006年5月7日段階)、現在409名が登録されている。
この1年聞の書籍販売実績は、計180,940円(『神戸と平家』33冊、シンポ記録集5冊、総括集3冊、『平家と福原京の時代』82冊) の売り上げであった。4月30日段階での会員数は学会会員11団体、個人会員140名(昨年比0)、学生・院生会員21名(同比-2)、サポーター56名(同比+5)、ニュースレター購読81名(同比-5)の計309名(同比+1)であった。 また、僻会の会誌上や例会などにおいて、史料ネットの活動紹介やカンパ呼びかけの協力を賜った。詳細は下記の通りである.
〈各学会会員の協力〉
- 松下正和「歴史通信 歴史資料ネットワークによる被災史料救出活動について―台風23号への対応を中心に」(『日本史研究』513号、2005年5月)
- 2005年度日本史研究会全体会で風水害募金の呼びかけ(2005年10月)
- 奥村弘「大規模自然災害と地域歴史遺産保全―歴史資料ネシトワーク10年の歩みから(特集/災害と資料保存)」(『歴史評論』666号、2005年10月)
- 「新刊案内 歴史資料ネットワーク(史料ネット)編『平家と福原京の時代』(『地方史研究』318号、2005年12月)
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