少しご連絡が遅くなりましたが、『史料ネット News Letter』第72号を発行しました。
今号では、2012年7月25日~8月26日にかけて大阪歴史博物館で開催された特別企画展「大阪を襲った地震と津波」について、同館の飯田直樹氏に特別寄稿を行なってもらったほか、2012年8月に神戸市文書館で開催された「災害を乗り越えた地域歴史遺産 葺合・脇浜の歴史と長濱家文書」、毎年8月に神戸・西宮で開催されている戦跡見学会「火垂るの墓を歩く会」、大阪府摂津市の「ふるさと摂津講座」で開催した水損資料修復ワークショップの様子など、災害と歴史資料・歴史文化をめぐる企画の様子について掲載されています。
今回も盛りだくさんの内容ですので、ぜひご覧ください。
また今号には、史料ネットの学会会員である大阪歴史科学協議会より、大阪府市の改革のもとで進められている博物館や図書館などの文化施設の縮小の動きや、大阪の地域歴史遺産をとりまく現状についての報告を寄稿いただいています。報道等で様々に出ておりますが、大阪の現状を知る上で、ぜひみなさまにお読みいただきたいと思っています。
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史料ネットNews Letter 第72号
目次巻頭言 被災地を“味わう”という体験
―長野県栄村「地域史料保全有志の会」の活動に参加して― 添田仁
特別寄稿 特別企画展「大阪を襲った地震と津波」を開催して 飯田直樹
展示「葺合・脇浜の歴史と長濱家文書」を終えて 加藤明恵
第14回 火垂るの墓を歩く会 吉原大志
つながっていく水損資料修復ワークショップ
―摂津市「ふるさと摂津講座」でのワークショップ― 吉川圭太・吉原大志
大阪の地域歴史遺産をめぐる諸動向 大阪歴史科学協議会
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