フィリピン台風Yolanda被災者の法的権利を守る原簿・重要役所文書を助ける会からのお知らせです。
台風30号(ヨランダ)の被害を受けたフィリピン・タクロバンでの文書救済活動の報告会とのことです。
詳細はコチラ。
フィリピン巨大台風Yolanda現地(タクロバン)報告&今後を考える会
- 日時:2014年1月12日(日)15:30~18:00
- 場所:日本キリスト教団天満教会(大阪市北区天神西町 4-15)
※地下鉄 堺筋線・谷町線「南森町」駅を下車2番・4番出口より南へ徒歩約5分
※JR東西線「大阪天満宮」駅を下車3番出口より南へ徒歩約6分
※京阪電車 京阪本線「北浜」駅を下車26番出口より北へ徒歩約10分 - 主催:フィリピン台風Yolanda被災者の法的権利を守る原簿・重要役所文書を助ける会
スーパー台風被災地では、様々な国際的な人道支援活動から「抜け落ちた」被災者を法的に守る土地登記簿原簿、職業ライセンス交付原簿、運転免許・車両登録交付原簿、裁判所係争事案ファイル、病院カルテ、教会の洗礼・結婚・埋葬原簿など百万枚以上の重要文書が高波と雨水を被り、廃棄の危機に直面しております。被災文書が大量にあるために、地元では助ける方法が分からず、成す術がないためです。
しかし、現地の役所の所長らがSOSを発しているように、これらの被災者に直結する原簿や重要文書が廃棄されると、土地売買、就職や生活再建に大きな支障が生じることとなります。
国際的に、日本は水に濡れた大量の原簿や重要文書を助けるノウハウと実績をもつ国です。インドネシア・アチェ州の津波後に16トンの土地台帳を救出・復旧したり、東日本大震災後に津波を被った大船渡・気仙沼の土地登記簿を救出・復旧してきました。
今回の報告会では、12月5日からタクロバンに入り、これらの原簿・重要文書の被害状況を調査し、応急処置を指導してきた坂本・田村の報告、アジア協会メンバーの現地報告とともに、今後の災害時に被災した原簿・重要文書の救済策についても過去の事例を参考に考えていきたく思っています。
これまでほとんど報告されなかった被災地の現状を、ぜひ多く方々に知ってほしい、そして、今、SOSを発しているフィリピンの被災地に技術的な支援を送る「追い風」を送ってほしい、と願い緊急報告会を開催します。
呼びかけ期間が短いため、お知り合いの方々などにご案内いただければ有難く思います。
呼びかけ人 代表 坂本 勇
報告者(予定)
①現地報告
- 坂本 勇 (元JICAアチェ津波災害復旧専門家、文書修復家)
- 田村 正 (第一次、第二次現地調査メンバー)
- アジア協会メンバー(アジア協会)
②これまでのアチェ、東日本経験の報告
- 身玉山宗三郎(神戸大学、元JICAアチェ・プロジェクト担当専門員)
- 板垣泰之(多賀城市埋蔵文化財調査センタ-発掘調査員)
- NPO法人 書物の歴史と保存修復に関する研究会
③今後を考える討議:司会 天理大学 奥島美夏
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