当会代表奥村弘が研究代表を務める、科研費特別推進研究「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」研究グループにより、国際シンポジウム「大災害時代における地域存続と歴史文化」が対面・オンラインの併用で開催されます。開催趣旨などの詳細は、特別推進研究グループのウェブサイトをご覧下さい。参加には事前にお申し込みが必要です。皆さま奮ってご参加ください。
プログラム
第1日目 3月2日(土)
13:00-13:30 開会挨拶・趣旨説明 奥村 弘(神戸大学理事・副学長)
13:10-14:10
ガーボル・ションコイ (エトヴェシュ・ロラーンド大学)
Local Archives as Cultural Heritage: Current European Practices and Challenges
(文化遺産としての地域アーカイブズ―ヨーロッパの実践と課題)
14:10‒15:05
奥村 弘
Civic Society Formation and Local Historical Materials Studies: Practical Research Projects during Major Natural Disasters in Japan
(市民社会形成と地域歴史資料学―日本の大規模自然災害時の実践的研究を通して―)
15:20‒15:40
胡 光 (愛媛大学)
Symbol of Recovery from the Torrential Rain in Western Japan: New Trends in the Inheritance of Local Historical Heritage(西日本豪雨からの復興の象徴―地域歴史遺産継承の新動向)
15:40‒16:00
天野 真志(国立歴史民俗博物館)
Current Trends and Possibilities for the Succession of Local Materials
(地域資料保存・継承の潮流と可能性)
16:00 ‒16:40
今津 勝紀(岡山大学)
Disasters and human life: New developments in research on disaster and local history(災害と人間の暮らし―地域史研究の新地平―)
16:50‒17:50
討論 司会 : 松下 正和(神戸大学)
第2日目 3月3日(日)
10:00‒10:45
後藤 真(国立歴史民俗博物館)
The Imperative of Utilizing Digital: Harnessing Information Technology for the Preservation of Historical Resources and Envisioning Its Future
(なぜデジタルを使うのか?歴史資料を守るための情報技術とその未来)
10:45‒11:45
アンドレアス・フィッカーズ (ルクセンブルク大学,C2DHセンター長)
Digital Public History: The Challenges of Real-Time History in Times of Crises
(デジタル・パブリック・ヒストリー危機の時代における歴史の「いま」の課題)
11:45‒12:15
高妻 洋成(国立文化財機構 文化財防災センター長)
Emergency Report: The 2024 Noto Peninsula Earthquake Cultural Heritage Rescue
(緊急報告:2024年能登半島地震文化遺産レスキュー)
13:15‒15:00
総合討論 司会 : 三村 昌司(防衛大学校)
閉会挨拶 今津 勝紀
お申込み
特別推進研究グループのウェブサイトに記載の申し込みフォームに必要事項をご入力ください。
会場
神戸大学統合研究拠点コンベンションホール(神戸市中央区港島南町7-1-48)
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