■2010年度 歴史資料ネットワーク シンポジウム
「市民社会の中で歴史資料を守り、伝えるために
-歴史資料ネットワークの15年-」のお知らせ
「市民社会の中で歴史資料を守り、伝えるために
-歴史資料ネットワークの15年-」のお知らせ
1995年1月17日に阪神・淡路大震災が発生し、同年2月4日に歴史資料ネットワーク(史料ネット)の
前身である阪神大震災対策歴史学会連絡会が結成されてから、15年が経ちました。この間、市民社会や学会
・大学をめぐる状況も目まぐるしく変化しています。地方自治体の財政悪化に伴なう博物館事業の見直しや、
地域社会の結びつきの希薄化によって、歴史資料の散逸の危険性はますます高まっています。また、歴史の
担い手を育てるべき学会や大学でも、大学院生の減少や成果主義の導入などによって、その役割を十全に果
たしているとはいいきれなくなってきています。
前身である阪神大震災対策歴史学会連絡会が結成されてから、15年が経ちました。この間、市民社会や学会
・大学をめぐる状況も目まぐるしく変化しています。地方自治体の財政悪化に伴なう博物館事業の見直しや、
地域社会の結びつきの希薄化によって、歴史資料の散逸の危険性はますます高まっています。また、歴史の
担い手を育てるべき学会や大学でも、大学院生の減少や成果主義の導入などによって、その役割を十全に果
たしているとはいいきれなくなってきています。
一方で、震災被災史料の救済からスタートした史料ネットは、水害への対応や市民講座の開催など、活動
を多様化させ、その存在意義をつねに社会にアピールし続けてきました。地域社会のなかでも、歴史遺産を
懸命に守り、伝えようとする動きが徐々に広がりつつあるようにみえます。
このように、これまで史料ネットが築いてきた経験を活用しながら、今後どのように新たな展開を目指す
べきでしょうか。史料ネットの15年のあゆみと、市民社会における歴史資料の持つ意味から、考えてみたい
と思います。
べきでしょうか。史料ネットの15年のあゆみと、市民社会における歴史資料の持つ意味から、考えてみたい
と思います。
・日時 2010年6月5日(土)13:00~17:00
・場所 西宮市大学交流センター
(阪急神戸線 西宮北口駅より北東へ徒歩2分 ACTA西宮東館6階)
・講演 大国正美氏「史料ネットの15年を振り返って
-在野アーキビストの是非論と史料保全と活用-」
坂江 渉氏「阪神・淡路大震災と地域文献資料のその後」
市民団体による実例報告・パネルディスカッションもあります。
・場所 西宮市大学交流センター
(阪急神戸線 西宮北口駅より北東へ徒歩2分 ACTA西宮東館6階)
・講演 大国正美氏「史料ネットの15年を振り返って
-在野アーキビストの是非論と史料保全と活用-」
坂江 渉氏「阪神・淡路大震災と地域文献資料のその後」
市民団体による実例報告・パネルディスカッションもあります。
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