宮城県内の状況についてのまとめです。
のちほど新聞記事の情報も追記し、施設ごとにまとめていきます。(松下3/20) 
 
■NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク
新住所(震災のため移転中):〒857-8576 仙台市青葉区川内27-1 東北大学東北アジア研究センター事務室気付
Tel: 022-795-7693(平川)
        7546(事務局)
※固定電話復旧しました
080-1666-5919(docomo)
・所蔵者の皆様へ 文化財の応急処置方法(3/23)
 ぬれたり破損してしまった古文書・書類や、仏像などの応急処置方法を掲載
土蔵・古建築(おおむね昭和20年以前の築)(5月3日)、写真・アルバム(外部リンク:富士フイルム社)、古文書・書類など(4月2日改訂)、仏像(3月24日改訂)
・所蔵者の皆様にお願い(追記)(3/22)
・古文書などの保存についてのお願い 東北・関東大震災 被災地区の皆様へ(3/20)
・被災資料レスキューカンパをお願い申し上げます
 東北・関東大震災は、広い範囲において甚大な人的・物的被害が出ております。        
被災地での歴史資料・文化財レスキューは、人命救助活動・ライフライン復旧が一段落した段階をめどに実施しますが、その対象が広域かつ長期間におよぶことは確実です。           
1点でも多くの歴史資料・文化財をレスキュー・保全するため、ご支援をいただければ幸いです。御理解と御協力の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。                      
●振り込み先 ゆうちょ銀行(振込口座)
●口座番号 02280-2-89604
●口座名義 NP0法人宮城歴史資料保全ネットワーク

宮城資料ネットメールニュース一覧

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・94号(2011年3月15日)3月11日 東北・関東大震災 各地で未曾有の被害

・95号(2011年3月17日)東北関東大震災より一週間経過 現在の活動報告

 

・96号(2011年3月21日)震災より十日 現状報告

・97号(2011年3月26日)大地震より2週間

・98号(2011年3月27日)東北・関東大震災 津波浸水域図を見て

・99号(2011年3月29日)東北・関東大震災 歴史資料・文化財被災状況の概況報告

・100号(2011年4月7日)東日本大震災 被災地より(その1)石巻市街地・雄勝町・北上町

・101号(2011年4月10日)東日本大震災 被災地より(その2)村田町・岩沼市・亘理町
・102号(2011年4月13日)東日本大震災 被災地より(その3)仙台市
・103号(2011年4月15日)石巻市・門脇地区での資料レスキューを実施
・104号(2011年4月15日)歌津魚竜館展示資料レスキュー報告
・105号(2011年4月16日)東日本大震災・岩沼市での歴史資料保全活動
・106号(2011年4月17日)書画類の無償修復のお願い

・107号(2011年4月18日)ボランティアの募集です
・108号(2011年4月19日)東日本大震災・位牌堂の復旧活動
・109号(2011年4月20日)急募・水損資料応急処置ボランティア
・110号(2011年4月22日)東日本大震災・栗原市での歴史資料保全活動
・111号(2011年4月22日)東日本大震災 被災古建築調査の開始にあたって
・112号(2011年4月23日)東日本大震災・伝統的建造物被災状況調査
・113号(2011年4月24日)東日本大震災 被災地より 104年間「お宝」を守った土蔵―仙台市での保全活動
・114号(2011年4月29日)東日本大震災・旧岩切郵便局ふすまの下張り文書はがし
・115号(2011年5月1日)水損資料応急処置
・116号(2011年5月3日)東日本大震災・桃生町での歴史資料保全活動

【宮城資料ネット・ニュース106号より】

 修復に費用がかかるということですと、修復できますよとか、お預かりして直しますよ、と申し上げることができません。そこでお願いをしたいのですが、震災で被害をうけた書画類(軸物、額物等)を無償で修復してくださる方はいらっしゃらないでしょうか。

 保存・修復にかかわる個人の方や機関、および関係学会の方々には、ぜひこの問題をご検討いただき、無償による修復に取り組んでいただけるよう、 切望しております。

◎県内被災自治体リスト(3/16史料ネット事務局調べ)
 
■宮城県農業高等学校所蔵書籍レスキュー作業(4/25~27)
 
 ◎各地からの情報提供
■南三陸町の戸籍データ消失、法務局保存分も水没
読売新聞 3月20日(日)3時3分配信
■岩沼市内の状況について(3/16 15時)
1.東部地区における人的被害について:現在までに70数体のご遺体を収容した。そのうち、
身元不明のご遺体が12名程度ある。安否が確認できていない方が約100名いる。
2.東部地区における文化財等の被害について:文化財担当職員が被災地を巡回したところ、
東部地区にあった寺院・神社などの文化財は壊滅的な被害を受けていた。
3.東部地区以外の地域(仙台東部道路以西)の状況:大きな被害についての報告は入っていない。
なお地震発生当日に目撃したところでは、岩沼市中心部の旧家に壁の崩落や屋根瓦の落下などの被害が出ていました。ただし、全半壊した家屋はほとんど見られませんでした