2011年台風６号に関する情報

7/21 16:00更新

　大型の台風６号は２１日正午現在、八丈島の南約２６０キロの海上を時速約２０キロで南東に進んでいる。今後、週末にかけて進路を北寄りに変えながら日本の東海上を進み、日本列島から遠ざかる見込み。

気象庁によると、東日本大震災の被災地・東北の太平洋側は２２日にかけ、関東と東海、伊豆諸島は２１日いっぱい、強風と高波に警戒が必要。関東と東海、伊豆諸島の海上の予想最大風速は２０～２３メートル、波の高さは５～６メートル。東北の太平洋側の海上は最大風速１５メートル、波の高さは４メートル。東北は高潮にも警戒が必要という。

静岡県・石廊崎で最大瞬間風速３０・６メートルを観測した。

【47News　http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011072101000157.html　より】

各方面、引続き大雨、土砂災害等に十分にご注意下さい。

・Yahoo！大雨、台風情報

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/typhoons/

・Yahoo!災害情報

http://rescue.yahoo.co.jp/emergency/1352470.html

【7月21日12:00現在、レスキューナウまとめ】

■人的被害

【死者】2人

・奈良県　：1人(奈良市の道路上で強風により転倒したと見られる女性が死亡)〔NHK〕

・高知県　：1人(四万十川で流されたとみられていた男性を川近くの草むらで遺体で発見)〔NHK〕

【行方不明者】2人

・奈良県　：1人(天川村の天ノ川で釣りに来ていた男性が流され行方不明)〔奈良県〕

・神奈川県：1人(三浦市で海水浴をしていた男性が沖合いに流され不明)〔NHK〕

■物的被害

【全壊】1件

・和歌山県：1件(新宮市玉置口公民館が土砂崩れにより全壊)

【半壊】3件

・和歌山県：1件(田辺市本宮町)

・三重県　：2件(紀北町)

【一部損壊】18件

・三重県　：14件(津市13件、紀北町)

・香川県　：2件(坂出市1件、小豆島1件)

・高知県　：1件(檮原町)

・徳島県　：1件(北島町)

【床上浸水】25件

・和歌山県：14件(新宮市)

・三重県　：6件(熊野市5件、名張市)

・滋賀県　：3件(大津市)〔滋賀県・NHK〕

・埼玉県　：2件(熊谷市、白岡町)

【床下浸水】76件

・埼玉県　：22件(羽生市10件、熊谷市5件、深谷市4件、寄居町2件、白岡町)〔埼玉県〕

・三重県　：17件(熊野市5件、尾鷲市2件、伊賀市など)

・滋賀県　：11件(大津市7件、甲賀市、米原市)〔滋賀県・NHK〕

・和歌山県：11件(新宮市5件、みなべ町3件、白浜町、有田市、広川町)

・徳島県　：4件(鳴門市、那賀町)

・高知県　：4件(宿毛市2件、田野町、檮原町)

・奈良県　：2件(十津川村)

・栃木県　：2件(佐野市)〔NHK〕

・神奈川県：2件(南足柄市、山北町)

・東京都　：1件(八王子市)

(その他)

・高知県四万十市で住宅裏山の土砂崩れが4件

・高知県安芸市穴内甲の防潮堤が幅200mにわたり決壊する被害〔NHK〕

・愛媛県宇和島市津島町の県道で土砂崩落による通行止めのほか、保田の市道で路肩崩落

・愛媛県愛南町小山の県道で倒木による通行止め

・愛媛県大洲市の市道で冠水

・香川県高松市でプレハブ造事務所が一部損壊したほか、民家物置が全壊

・徳島県つるぎ町で15mにわたり山腹が崩壊

・奈良県上北山村でがけ崩れ1件

・三重県津市で屋根瓦や外壁等が強風で飛ばされる被害が4件

・和歌山県新宮市の熊野川町東敷屋地区～新宮市五新地区の間で、最深3mの冠水(19日)

・和歌山県古座川町で裏山が崩れ倉庫が倒壊

・滋賀県多賀町の県道で20mにわたりがけ崩れ(人的、物的被害なし)

・滋賀県甲賀市の市道で法面崩落による道路陥没

・国土交通省「災害情報」

http://www.mlit.go.jp/saigai/saigai230719

平成２３年台風６号に伴う大雨に対し、７月１９日６時００分に警戒体制（風水害）を設置しました。

●（平成23年台風6号に伴う大雨の被害状況等について（第6報、7/21 15:00）

http://www.mlit.go.jp/common/000161085.pdf

（３）今後の見通し

・台風は鳥島付近の海上を南東に進み、22日には進路を北東に変え、三陸沖を勢力を保ったまま進む見込み。

・東日本太平洋側や伊豆諸島では、21日は海上を中心に非常に強い風が吹き、関東地方や伊豆諸島では大しけの状態が続く見込み。関東地方や伊豆諸島では高波に警戒し、強風に注意。

・北日本太平洋側や東日本太平洋側には、今後も台風からのうねりが入り、23日以降もしける所がある。高波に注意。

・西日本太平洋側から東北地方太平洋側にかけて、これまでの大雨や地震の影響で地盤の緩んでいる所6があり、21日は土砂災害に注意。

・東北地方では22日にかけて高潮に注意

・総務省消防庁「災害情報」

http://www.fdma.go.jp/bn/2011/

●平成23年度台風第６号による被害状況等ついて（第4報、7/20 19:00）

http://www.fdma.go.jp/bn/2011/detail/725.html

・内閣府防災情報のページ「災害緊急情報」

→未発表

http://www.bousai.go.jp/index.html

・国土地理院「防災関連」

→未発表

http://www.gsi.go.jp/bousai.html

・気象庁HP

気象警報・注意報