歴史資料ネットワーク編『地域社会から見た「源平合戦」―福原京と生田森・一の谷合戦』(岩田書院、2007年6月)が、好評につき、このたび増刷されることになりました。
 
 
本書は2005年9月25日に神戸市で開催された「シンポジウム源平合戦―伝承された戦いの虚実」(主催:歴史資料ネットワーク・兵庫区民まちづくり協議会・兵庫区役所)をもとにしたもので、
阪神・淡路大震災以後、歴史研究の成果と方法を市民と共有することを目指した活動からできたものです。
 
内容は以下の通りです。
 
・藤田明良(天理大学教授・歴史資料ネットワーク副代表) 「このブックレットができるまで」
・川合 康(日本大学教授) 「生田森・一の谷合戦と地域社会」
・市沢 哲(神戸大学大学院教授) 「南北朝内乱からみた西摂津・東播磨の平氏勢力圏」
・樋口健太郎(神戸大学大学院人文学研究科学術推進研究員) 「生田森・一の谷合戦史跡地図」
 
お求めはお近くの書店、または岩田書院( http://www.iwata-shoin.co.jp/ )までお願いいたします。