宮城資料ネット・ニュース81号(2010年4月21日)
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大崎市で保全活動を実施しました
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大崎市で保全活動を実施しました
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■大崎市での歴史資料保全活動
4月8日と18日の両日、大崎市で歴史資料保全活動を実施しました。事務局と
会員の計5名で行いました。
4月8日と18日の両日、大崎市で歴史資料保全活動を実施しました。事務局と
会員の計5名で行いました。
今回の保全対象となったのは個人のコレクション資料で、主に宮城県北部の
旧家が所蔵していた古文書資料や掛け軸類でした。いずれも、元の所蔵者の家
が絶えるなどの事情で廃棄されそうになったものを収集されたということでし
た。2回の調査で、近世初期のものを含む数百点の史料を中性紙封筒に収め、
デジタルカメラで撮影しました。
旧家が所蔵していた古文書資料や掛け軸類でした。いずれも、元の所蔵者の家
が絶えるなどの事情で廃棄されそうになったものを収集されたということでし
た。2回の調査で、近世初期のものを含む数百点の史料を中性紙封筒に収め、
デジタルカメラで撮影しました。
また、所蔵者の方自身のご実家にも古文書もお持ちだとのことで、18日の活動
でその史料の概要を確認しました。近世後期の記録や下張り文書100点ほどの史
料でで、これについては事務局で借用して整理・撮影しました。こちらも保全
が完了しています。
でその史料の概要を確認しました。近世後期の記録や下張り文書100点ほどの史
料でで、これについては事務局で借用して整理・撮影しました。こちらも保全
が完了しています。
所蔵者の方のお話しの中で、この20年ほどで周辺地域の旧家でも家が絶えて
しまったり、家屋を建て直された方も多いとのことです。今回のようにレスキ
ューされた歴史資料がある一方で、多くの歴史資料が失われたことは確実でし
ょう。迫り来る宮城県沖地震への対応とともに、世代交代や社会の変化の中で、
加速度的に歴史資料が失われつつある状況にどのように対処すべきか、考えて
ゆく必要性を改めて認識させられました。
しまったり、家屋を建て直された方も多いとのことです。今回のようにレスキ
ューされた歴史資料がある一方で、多くの歴史資料が失われたことは確実でし
ょう。迫り来る宮城県沖地震への対応とともに、世代交代や社会の変化の中で、
加速度的に歴史資料が失われつつある状況にどのように対処すべきか、考えて
ゆく必要性を改めて認識させられました。
(佐藤記)
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NPO法人 宮城歴史資料保全ネットワーク
980-8576 仙台市青葉区川内41
東北大学東北アジア研究センター 平川新研究室気付
TEL/FAX : 022-795-7693(理事長)022-795-7546(事務局)
e-mail: office@miyagi-shiryounet.org
URL : http://www.miyagi-shiryounet.org/
(事務担当:佐藤)
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