被災文化遺産支援コンソーシアム(CEDACH)より、ボランティア募集のお知らせです。
・CEDACHとは?
http://cedach.org/?q=node/6
・ボランティア募集に関するお問い合わせは、CEDACH事務局 info[at]cedach.org まで([at]を@に変換してください)。
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★宮城県石巻文化センター 津波被災図書資料カードのデータ化ボランティアの募集★
(1) 経緯
宮城県石巻市に所在する複合文化施設の石巻文化センターは、東日本大震災の津波で大きな被害を受けました。現在、地元の関係者の皆さんの献身的な努力がすすめら れており、文化庁による文化財レスキュー事業や宮城歴史資料ネットワークをはじめとする各地の歴史資料ネットの支援により、復興を進めています。
その過程で、センターに所蔵されていた調査報告書等の図書資料が大幅に水損していることが判明いたしました。水損の程度がひどく、一部は廃棄せざるを得ません。 今後、再度報告書の寄贈を受けたり、コピーをそろえる必要が生まれそうですが、その前提として、所蔵資料のリストを作成しなければなりません。
センターでは従来、図書カードによる文献管理をおこなっておりました。カードケースに入っていたため、被害は比較的軽く、大半は判別可能です。
その過程で、センターに所蔵されていた調査報告書等の図書資料が大幅に水損していることが判明いたしました。水損の程度がひどく、一部は廃棄せざるを得ません。 今後、再度報告書の寄贈を受けたり、コピーをそろえる必要が生まれそうですが、その前提として、所蔵資料のリストを作成しなければなりません。
センターでは従来、図書カードによる文献管理をおこなっておりました。カードケースに入っていたため、被害は比較的軽く、大半は判別可能です。
これらのデジタル化について、センター及び藤沢敦氏(東北大学)よりCEDACHに依頼がございました。すでに約19,000枚のカードをCEDACH事務局の 大手前大学史学研究所にお送りいただいて下ります。後方支援を目的とする、CEDACHの趣旨からも、ぜひとも全国の協力者の皆様にご参加いただければと存じま す。
(2) 作業内容
(2) 作業内容
当面の具体的な作業の流れは、以下を考えております。
カードの撮影 カビが付着しているものも多く、また散逸を防止するため、カード整理用のリングに通したままの状態でデジタルカメラによる撮影をおこないます。
画像ファイルを見ながら表に入力 カードの画像(参考1参照)に記されている文字を入力
1.2.の詳細については、現在マニュアルを作成中です(参考2参照)。
その後の作業については、ご依頼いただいた方々と協議しながら進めます。
(3) 作業日程・場所・留意点
(3) 作業日程・場所・留意点
1. カードの撮影
日時: 5/10・17・24・31【作業の進展状況に応じて6月木曜日も開催予定】
各日10:00-17:00
場所: 大手前大学史学研究所
1日のみの参加も可能です。マスクをご持参ください。
2. 画像ファイルを見ながら表に入力
日時: 随時
みなさんのPCにて
当面はマニュアルを一緒に作成しながらの作業になりますので、ある程度のPCスキルが必要です。
(4) 連絡方法
(4) 連絡方法
CEDACH事務局 info[at]cedach.org まで、参加を希望する作業、氏名をご連絡ください。折り返しご連絡いたします([at]を@に変換してください)。
(参考1) カードの画像
(参考1) カードの画像
https://plus.google.com/photos/107677345438335069466/albums/5732254838211300225?authkey=CKGNssqn76HnDw
(参考2) 作成中のマニュアル
(参考2) 作成中のマニュアル
https://docs.google.com/document/d/1q46yDIm9g8fJOGJtQm6Uty5YPp7Lko7fkosT05AotwQ/edit?pli=1
■作業進捗状況についてはこちら(2012年4月30日版) http://cedach.org/?q=node/51
(一部紹介します)
・参加者の声
■作業進捗状況についてはこちら(2012年4月30日版) http://cedach.org/?q=node/51
(一部紹介します)
・参加者の声
初めはカードに書かれた情報を淡々と入力していましたが、次第に筆跡に関心が移り、
1枚1枚カードに記入されていった人々のことに思いを巡らせるようになりました。
どんな環境で、どんな仲間とカードを作成したのか想像しました。
黙々と記入したのかな(時には雑談しながら?)、エプロンを身につけて書いたのかな、
正職員さんかそれとも非正規雇用の人たちかな、などと思ったり、
ところどころに使用された修正液にも人柄を感じたりもしました。
私は入力作業を通して、カードの向こうに「人」を見たのでした。
そういう機会を得たことをありがたく思っています。
1枚1枚カードに記入されていった人々のことに思いを巡らせるようになりました。
どんな環境で、どんな仲間とカードを作成したのか想像しました。
黙々と記入したのかな(時には雑談しながら?)、エプロンを身につけて書いたのかな、
正職員さんかそれとも非正規雇用の人たちかな、などと思ったり、
ところどころに使用された修正液にも人柄を感じたりもしました。
私は入力作業を通して、カードの向こうに「人」を見たのでした。
そういう機会を得たことをありがたく思っています。
(文責:室山)
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