茨城史料ネットより下記の要領で被災資料保全活動に関わるボランティアの募集がありました。
これにともない史料ネットでは、ボランティア登録を行なっていただいた方を対象に、当該ボランティアに関わる旅費の助成を行いたいと思います。

下記ボランティアに関わるお問い合わせは茨城史料ネットに、ボランティア助成に関わるお問い合わせは史料ネット事務局までお願いいたします。

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□栃木県茂木町某家資料レスキュー ≪ボランティアの募集≫

栃木県茂木町某家は、元禄期より続く茂木町の旧家です。近江商人として、酒造業を営み、分家も氏家・烏山など、下野各地で酒倉を営んできました。同家に2棟ある土蔵には、当家や茂木町にかかわる古文書・帳簿類とともに、戦後、近江の本宅から引き揚げてきた古文書、屏風・襖・掛軸等の調度品や膳椀類などが、数多く収められています。

すでに20数年前の茂木水害でも被害を受け、今回、東日本大震災でも被災し、こうした歴史資料は、家屋・敷地とともに、茂木町の所有に移されました。建物の解体や敷地の整備に伴い、土蔵の資料は、一時保管場所に移され、町教育委員会の手で整理されることになりました。

土蔵からの歴史資料の救出、整理作業の指導と、撤去される建物の記録作成について、町教育委員会から要請を受けました。栃木史料ネット(今回の作業を機に活動を始めます)とともに茨城史料ネットが幹事となり、神奈川資料ネット、千葉史料ネット、史料ネット(神戸)、NPO歴史資料継承機構の支援をいただき、下記の通り、レスキュー活動を実施します。

ボランティアとして、ともに作業にあたっていただける方を募集します。経験の有無は問いません。参加していただける方は、12lm102h◆mcs.ibaraki.ac.jp(幹事・茨城史料ネット 泉田邦彦、「◆」を「@」にかえて下さい。)に、7月20日までにご連絡ください。1日のみ参加も可能です。集合場所までの交通手段をお知らせください。前日・当日の宿泊を希望される方は(実費)、あわせてその旨お申し出ください。その他、ご質問等あれば、上記アドレスまで御遠慮なくどうぞ。

1.日程 7月22日(日)、23日(月) 雨天決行
2.集合 両日とも9時 真岡鉄道茂木駅あるいは茂木町教育委員会(町民センター)
3.持物 ヘルメット(可能であれば)
4.その他 作業当日の昼食と飲み物は支給します。
ボランティア保険には、各自加入して下さい。

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このボランティア活動への参加については、史料ネットより旅費の助成を行います。旅費助成の対象は、史料ネットにボランティア登録を行なっていただいた方です。

旅費助成の利用をご希望の場合は、まず下記のURLにアクセスしてください。

歴史資料ネットワーク・お問い合わせフォーム
http://siryo-net.jp/contact/

こちらに必要項目にご記入の上、「お問い合わせ区分」を「資料保全ボランティアに登録する」を選択の上、ご送信下さい。

その際、「お問い合わせ区分」は「資料保全ボランティアに登録する」を選んでください。
これで、歴史資料ネットワークの資料保全ボランティアに登録完了です。
後ほど事務局よりボランティア登録完了の旨、および助成の手続きに関するお知らせをお送りいたします。

すでにボランティアとしてご登録いただいている方には、事務局よりMLにて助成手続きのお知らせをお送りいたします。

なお、旅費助成の受け付けは7月13日(金)までとさせていただきます。
レスキューへの参加自体の受け付けは、茨城史料ネットにて7月20日(金)まで行っておりますので、
お間違えのなきようお願いいたします。