みなさまご存知のように、台風18号通過にともなう豪雨により関東・東北地方で大きな被害が発生しております(内閣府防災情報)。被害に遭われたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。こうしたなか、各地の史料ネットなどから文化財や地域の古い記録などの被害に関する情報提供を求める声明等が出されていますので、転載させていただきます。神戸でも現在情報の収集にあたっているところです。

茨城県 茨城史料ネット

すでにニュース等でご承知の通り、台風18号の通過に伴う豪雨により、鬼怒川堤防が決壊するなどしたため、茨城県常総市など流域市町村に大きな被害が出ています。現地は、今も災害の渦中にあり、予断を許さない状況にあります。被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。また被災地で救援活動に当たられている皆様の安全を心よりお祈り申し上げます。
当然のことながら、被害の全体像は判明しませんが、文化財・歴史資料の救済・保全が必要になる事態も考えられます。茨城史料ネットでは、そうした非常時に提供するための物品等を備蓄し、各地の史料ネットとの連携のもとに資料救済ボランティアを派遣する体制を取っています。
今後、我々の様な資料救済ボランティアがお手伝いできることがあれば、遠慮なくお声掛けください。また史料ネットに登録している皆様、近県史料ネット会員の皆様には、御支援をお願いする場合もあるかもしれませんが、その際は、どうぞよろしくお願いします。
(2015年9月11日 茨城史料ネット代表・高橋修)

⇒この件に関するご連絡・お問合せ先 osamu.takahashi.nzn[at]vc.ibaraki.ac.jp

福島県 ふくしま歴史資料保存ネットワーク

ふくしま歴史資料保存ネットワーク事務局です。
台風の影響による大雨によって被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
栃木・茨城では未曾有の大雨により深刻な被害が報じられております。
福島県内でも各地で豪雨による被害が出ています。

今後、被災状況が明らかになるにつれ、文化財・歴史資料等にも被害が出てくる可能性があります。
人命の安全の確保、被災からの生活再建が優先であることは言うまでもありませんが、地域の貴重な語り部である歴史・文化遺産が災害によって失われるのを少しでも防ぐことができるよう、お困りのことが出てきましたら、当ネットワークに遠慮なくご相談ください。
特に自治体関係者の皆様には、被災文化財等の情報などがありましたらお寄せいただきますよう、お願い致します。
関係機関と協力し、少しでもお役にたてるよう努力してまいります。
なお、ご連絡は当ネットワーク宛にメールにてお願いできましたら幸いです。

宮城県 宮城歴史資料保全ネットワーク

ネットニュース第243 号(2015 年9 月11 日) 9 月10 日から11 日にかけての豪雨災害への対応

 各位

各種報道でご承知のとおり、茨城・栃木県周辺で発生した豪雨災害につきまして、昨日より宮城県においても各地で大きな被害が出ております。河川の氾濫および土砂崩れが発生しており、今後も予断を許さない状況です。被害に遭われたみなさまには、心よりお見舞い申しあげます。また、引き続き警戒が必要な地域の方は、十分にご注意ください。

現在も豪雨の続いている地域もございますように、今後もさらなる被害が予想されます。それに伴いまして、被災地域の歴史資料救済・保全の必要性も生じてくるとも考えられます。

宮城資料ネット事務局では、すでに個別の情報収集を始めておりますが、今後も各地の情報収集に努めてまいりますので、みなさまからも情報をお寄せいただけますと幸いです。
また、資料の水濡れ被害への対応など、お手伝いできることがございましたら、遠慮なくお問い合わせください。

<事務局・連絡先>宮城歴史資料保全ネットワーク
電話・FAX 022-752-2143  eメール:office[at]miyagi-shiryounet.org

saveMLAK

saveMLAKは博物館・美術館 (M) 、図書館 (L) 、文書館 (A) 、公民館 (K) の被災・救援情報サイトです。被災地域の各施設の被災情報を集め、必要とされている情報を発信しています。以下のURLで北関東・東北の被害情報の入力が呼びかけられています。

http://savemlak.jp/wiki/2015%E5%B9%B49%E6%9C%88%E5%8C%97%E9%96%A2%E6%9D%B1%E3%83%BB%E6%9D%B1%E5%8C%97%E8%B1%AA%E9%9B%A8%E7%81%BD%E5%AE%B3