情報知識学会では、以下の要領でシンポジウム「震災の記憶・記録とアーカイブズ」を開催します。当会代表・奥村弘も講演いたします。
震災復興を進めると同時に震災の記憶を後世へと残すことが、現在を生きる我々の責務であると考えられます。現在、既に、震災の記憶を記録し、アーカイブズとして後世に伝えるための様々なプロジェクトが産官学で実施されています。しかし、そこではアーカイブすることが目的化しており、しばしば、記録する、アーカイブすることの意味や意義をめぐる社会学的・哲学的な問いが抜け落ちているようにも思います。失われる記憶や記録をまずはアーカイブすることが必要である一方、震災を記録することの意義は何か、またどのような形でアーカイブするのが望ましいのかといった議論を同時に展開する必要があるように思います。
本フォーラムでは、産官学で様々に実施されている震災のアーカイブズプロジェクトの現状と課題を共有し、アーカイブズとは何か、どのようにあるべきか、どのように活用できるといったことについて、第一線で活躍されている講師の方々および参加者の方々と議論することを目的としています。
- 日時:2012年11月4日(日) 10:00~17:00
- 非会員の方は資料代が必要となります。
- こちらより参加申し込みを受け付けています(定員340名)。
- 会場:東京大学本郷キャンパス 工学部2号館 1階 213号大講義室(12C室)
- 主催:情報知識学会
- 後援:情報科学技術協会 saveMLAKプロジェクト 日本災害情報学会 情報メディア学会 日本図書館情報学会 日本アーカイブズ学会 記録管理学会
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