9月17日に以下の要領で学芸員向け研修「水損・津波資料の修復と保存」を開催いたします。多くの方のご参加をお待ち申し上げております。
先の東日本大震災では、多くの文書資料・民俗資料とともに、自然史資料の保存、修復も行われました。また、一部には「封書の中の標本」や「植物標本のラベル」など、歴史資料、自然史資料といった従来の分野割を超えた対応が必要なものもありました。これらを踏まえ、歴史史料の保存で経験を積んだ史料ネットと西日本自然史系博物館ネットワークでの研修会の機会を持ち、ノウハウの交換を行うとともに今後の保存に係る問題点を検討したいとおもいます。
- 日時 2013年9月17日(火曜・休館日) 13時~17時
- 場所 大阪市立自然史博物館 実習室
- 大阪市東住吉区長居公園1-23
- 06-6697-6222
- 当日は休館日ですので、長居公園南通側の職員通用口からお入りいただくことになります、ご注意ください
- 主催 西日本自然史系博物館ネットワーク
- 共催 歴史資料ネットワーク・大阪市立自然史博物館
- 申し込み:大阪市立自然史博物館 佐久間
- sakuma ‘at’ mus-nh.city.osaka.jp ( ‘at’ を@に変えてください)
- 表題に「資料修復講座」とお書きください
- 参加:どなたでも。ただし申し込み多数の場合、西日本ネット、史料ネットの会員を優先します。(お申し込みの際、それぞれの会員かどうかお書き添え下さい。)
- 参加費:無料
プログラム
- 1.紙系歴史資料の保存処理の実際(実習形式)
- 講師 松岡弘之・吉原大志(歴史資料ネットワーク)
- 2.津波被災資料を自然史系博物館はどう処置したか
- 講師 小川誠(徳島県立博物館)・佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)
- 休憩 ミニ企画展「平成の大津波被害と博物館巡回展 ナチュラリスト鳥羽源藏と後継者たちの残したもの」案内
- 3.ディスカッション
- コメント 鈴木まほろ(岩手県立博物館)
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