兵庫県立美術館では、現在、阪神・淡路大震災20周年関連企画として、「県美プレミアム 阪神・淡路大震災から20年展」を開催中です。会期は来年3月8日までです。詳しくは下記URLをご覧下さい。

本展は、複数の部屋から成る常設展示室の特性を活かし、下記のとおりいくつかの小テーマに分けた構成をとっています。
第1部 自然、その脅威と美[常設展示室6]
第2部 今、振りかえる-1.17から[常設展示室1・2・3]
第3部 10年、20年、そしてそれから-米田知子[常設展示室4]
第1部では、自然の脅威と美をとらえた作品を歴史をさかのぼって紹介します。続く第2部では、1.17から現在、そして未来へ、作品を受け継ぐという、美術館の原点でもある活動に焦点をあてます。第3部では、10年、20年という時間の区切りを越えて記憶を伝える美術作品の力に注目します。全体として過去から未来へとゆるやかに時間軸をたどりつつ、震災と美術、震災と美術館について、さまざまな角度から掘りさげ考えます。