全史料協近畿部会では、下記の概要で第151回例会を開催するとのことです。非会員も参加可能で参加は無料ですが、事前のお申し込みが必要です。

全史料協近畿部会第151回例会

■と き 2019年6月15日(土) 14:25~17:00
■ところ 京都府立京都学・歴彩館 小ホール(googleマップ
■テーマ  法の下で公文書を使うということ―公文書管理法とアーキビストの役割―
■講 師 瀬畑 源 氏(成城大学非常勤講師)
■内 容
公文書管理法の下で、公文書は「国民共有の財産」にふさわしい位置づけを付与されているだろうか。公文書作成・保存の不備や不作為の頻発は、主権者である私たちと社会の基盤を危うくするものである。また、東日本大震災で深刻な被害を受けた自治体で記録が廃棄されてしまう事態は、公文書を作成する主体そのものの弱体化を表している。
こうした状況の下で公文書が「使える」資源であるために、アーキビストの果たす役割は大きい。そしてこの問題は公文書に限らず、歴史のなかで後世に伝えるべき各種の記録資料にもあてはまる。
例会では、全史料協に集う人々が共通して抱くであろう課題意識に、『公文書をつかう』などの著書を持つ瀬畑源氏の講演を通じて迫っていきたい。
■参加方法
参加人数を把握するため、電話・メールのいずれかでお申込みください。会員外の方の参加も歓迎。参加無料。 また、例会後、懇親会を予定しています。
[申し込み先]福井県文書館(担当 柳沢・和田)
Tel 0776(33)8890
E-mail archives[at]library.pref.fukui.lg.jp(□を@に置換)

■URL http://jsai.jp/iinkai/kinki/pdfkinki/MN144.pdf