全史料協調査研究委員会と企業史料協議会が共催で資料保存セミナーを開催します。
 
■日時: 2011年2月4日(金) 13:00~17:30(受付12:30)
■会場: 埼玉会館7B会議室(JR浦和駅西口下車徒歩6分)
■定員: 100名(先着順・無料)
■内容
 
報告1 「仮題 既存施設を利用した文書館施設における保存の現状と課題―現地調査から見えてくるもの―」
講師 佐野千絵氏(独立法人国立文化財機構東京文化財研究所)
 
報告2 「仮題 やまぎん史料館における史料保存の取り組み」
講師 田嶋光輝氏(株式会社山口銀行 やまぎん史料館館長)
 
報告3 「仮題 ケルン市歴史文書館倒壊と市民による救助活動」
講師 松下正和氏(歴史資料ネットワーク副代表)
 
■趣旨:公文書管理法制定にともない、地方自治体においても、公文書管理に関する関心が高まっています。しかし、その保存場所については旧役場庁舎や学校の空き教室等既存施設を転用した例が多く見られ、決して望ましい環境でない例も見られます。また、文化財建造物を博物館や資料館として利用している機関では、その環境管理についても様々な問題点を抱えているようです。さらに、2009年3月にドイツのケルン市歴史文書館倒壊事故がありましたが、その後の経過についての報告を受け、既存施設における立地や構造上の問題についても考え、文書保存環境における総合的な課題について参加者の皆さんも含め協議したいと思います。
 
◇◆申込みおよび問い合わせ先◆◇
全史料協調査・研究委員会事務局
さいたま市浦和区高砂4-3-18 埼玉県立文書館内
℡048-865-0112 (担当)新井・芳賀