志摩町教育委員会より
『志摩町所在被災史料目録 志摩町文化財調査報告書第29集』(同教委、2008年)をご恵贈いただきました。ありがとうございました。
この報告書は、2005年3月に発生した福岡県西方沖地震被災にともない志摩町で実施した、
町内に所在する史料の調査成果を目録としてまとめられたものです。その数は、計46件で全9087点だそうです。
時期的には近世初頭から近代にかけてのものがほとんどで、その内訳は、大庄屋・庄屋家、商家などの諸家に伝来した文書が21件、寺社文書が8件、旧村文書(区有文書)が2件、漁協文書が2件、町役場文書が8件、歴史資料館所蔵文書が5件あるとのことです。
災害後の被災史料調査・保全や公開・活用のあり方についての貴重な参考事例になると思います。
- 投稿タグ
- 福岡
最近のコメント