このたび、当会主催のワークショップ「被災資料保全を体験しよう!」を開催することとなりましたので、お知らせいたします。

水害や津波で被災した歴史資料の保全活動が、現在各地で取り組まれています。その活動には、必ずしも被災現場でのレスキュー作業だけではなく、泥水にまみれた資料のクリーニングや乾燥、そしてもとの状態に戻すための製本作業も含まれます。そして保全活動の現場では、こうした作業を多くの市民ボランティアが担っています。このワークショップでは、被災資料保全活動のうち、<洗浄> <乾燥> <製本>という一連の流れを学ぶ機会にしたいと思います。

  • 日時・場所
    2014年2月16日(日)13:00~16:30(予定)
    エル・おおさか(大阪府立労働センター)南館102号室
    (大阪市中央区北浜東3-14)
    ※地下鉄谷町線・京阪電鉄「天満橋」駅から西へ300m

    参加無料
    事前申し込み制、定員20名を予定(お申し込みが定員をオーバーした際、抽選となることがございます)

 

 

  • タイムテーブル
    13:00~13:10 開会のあいさつ
    13:10~16:00 洗浄・乾燥・製本の実習(途中、2回の休憩をはさむ予定です)
    16:00~16:30 意見交換会
    16:30     閉会のあいさつ

 

  • お申し込み方法
    お名前・ご住所・電話番号・メールアドレスを明記のうえ、以下のいずれかの方法で、史料ネット事務局までお申し込みください。
    ①メール s-net@lit.kobe-u.ac.jp
    ②FAX  078-803-5565
    ③ホームページ上のお問い合わせフォーム http://siryo-net.jp/contact/

    ※なお、今回の参加申し込みは、史料ネットのボランティア登録者を優先的に受け付けさせていただきます。まだボランティア登録がお済みでない方は、ワークショップ参加申し込みの際に「ボランティア登録希望」の一文を添えていただければ、ボランティア登録と参加申し込みを同時に受け付けさせていただきます。

主催:歴史資料ネットワーク
東北大学災害科学国際研究所特定プロジェクト研究(連携)
「被災した歴史資料の復旧・保存に向けた中長期的救済法の実践的研究」(代表:天野真志)
共催:NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク
協力:工房レストアエル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)