福島ネットからのお知らせです。

2月に開催されたシンポジウムの内容がこのたび『ふくしま再生と歴史・文化遺産』として刊行されました。ぜひご覧ください。


URI:http://blog.ap.teacup.com/fukushimanet/118.html

目次

  • はじめに - 本書の構成と概要(阿部浩一)
  • シンポジウム開会の挨拶(山川充夫)
  • 基調講演 歴史資料の魅力と活用(五味文彦)
  • 第Ⅰ部 原発事故警戒区域内の文化財保全 - 被災文化財の今後を考える
    • 福島県における被災文化財等救援活動の経緯と課題(丹野隆明)
    • 双葉町における文化財レスキューの現状と課題(吉野高光)
    • 大熊町内の被災文化財救出活動について(中野幸大)
    • 富岡町とそこにあった文化財の震災後の足取り(三瓶秀文)
  • 第Ⅱ部 福島県の歴史・文化遺産の今、そして未来
    • 警戒区域における「地域の記憶」継承への取り組み - 双葉町泉田家を事例に(泉田邦彦)
    • 「計画的避難区域」における文化遺産の保護(本間宏)
    • 奉納絵馬の救出と地域の活動 - 須賀川市朝日稲荷神社の事例(内山大介)
    • 福島大学による歴史資料保全活動と地域連携(阿部浩一)
  • 第Ⅲ部 ディスカッションと提言
    • ディスカッション
    • 一 双葉・大熊・富岡町の文化財レスキューと所蔵施設
    • 二 個人蔵の文化財をめぐる状況
    • 三 レスキューした文化財をめぐる今後の課題
    • 四 地域から立ち上がる文化財保全への取り組み
    • 五 地域住民をつなぐ文化財、伝統芸能、資料調査
    • 六 五味文彦先生からの提言
    • 福島からの提言 - 震災ミュージアム(仮称)の設置に向けて(菊地芳朗)
  • あとがき(阿部浩一)