徳島の町田哲さんから、以下のように『鳴門史学』についてのご案内をいただきました。どうぞご覧ください。

【『鳴門史学』31集、特集「災害と歴史資料―守り、読み解く―」を刊行しました!】

徳島には、鳴門教育大学の歴史学教室を拠点としてた小さな歴史学会「鳴門史学会」があります。私は鳴門史学会・代表をつとめております町田哲と申します。

鳴門史学会では昨年度、和歌山の前田正明さんをお招きし、あわせて徳島県内で、近年実施した地震津波碑調査や、南海地震に関する歴史資料調査(古文書・古記録)の担当者とジョイントして、研究大会「災害と歴史資料―守り、読み解く―」を開催しました。その内容をもとにした『鳴門史学』31集を、このほど刊行できました。もしご関心がありましたら、この機会にご購入いただければ幸いです。1冊1000円(送料込)の特別価格です(限定30部)。

●申し込み方法
町田哲 machida[at]naruto-u.ac.jp までご連絡下さい。郵便振込での入金方法を折り返しお伝えします。どうぞよろしくお願い申し上げます。

●『鳴門史学』31集、2017年11月30日発行 目次

【特集】災害と歴史資料 ―守り、読み解く―
1.前田正明(和歌山県立博物館・主任学芸員)「平常時における文化遺産保全活動と災害史研究―「災害の記憶」の発掘と文化遺産の所在確認調査からみえてくること―」
2.大橋育順(徳島県教育委員会教育文化課・係長兼社会教育主事)「南海地震徳島県地震津波碑について」
3.金原祐樹(徳島県立文書館・課長補佐)「徳島県内史料から見える南海地震 ―文書・日記・記録―」
4.このほか小松原直人「イタリア・ファシズムの権力掌握過程」を掲載
以上

●連絡・問い合わせ先
町田 哲 (MACHIDA Tetsu)
鳴門教育大学 大学院 学校教育研究科
人文・社会教育部 社会系コース(日本近世史)
〒772-8502徳島県鳴門市鳴門町高島字中島748
TEL 088-687-6362(研究室直通)E-mail:machida[at]naruto-u.ac.jp