2003年度 市民との連携を重視した地域史研究の取り組み |
- 第1回 「中世の国際交流と兵庫津」
- 2003年9月27日(土)13:30〜16:30 @福嚴寺 参加54名
- 報告:
- 藤田明良氏(天理大学助教授)「アジアのなかの中世兵庫津」
- 伊藤幸司氏(山口県立大学助教授)「国際交流と禅宗寺院」
- 共催:兵庫津の文化を育てる会
- 後援:兵庫区役所・神戸大学文学部地域連携センター
- 協力:巨鼇山福嚴寺
- 第2回 「地域遺産としての自然海岸」
- 2003年12月6日(土)13:30〜16:30 @深江会館 参加48名
- 報告:
- 坂江渉氏(神戸大学文学部地域連携センター主任研究員)「古代の浜辺と生活・信仰・伝承〜西摂・神戸の松原海岸〜」
- 友野哲彦氏(神戸商科大学助教授)「自然海岸の持つ経済的価値〜環境経済学の立場から〜」
- 共催:神戸大学文学部地域連携センター
- 後援:芦屋市教育委員会・神戸市教育委員会・西宮市教育委員会・兵庫県教育委員会
- 第3回 「兵庫津から神戸へ−ミナトと周辺の村々」
- 2004年3月27日(土)13:30〜16:30 @生田文化会館 参加102名
- 報告:
- 桑田優氏(神戸国際大学教授)「兵庫開港〜近代神戸の始まり」
- 秋宗康子氏(KOKORO和KOBE)「須磨の村々と兵庫津」
- 後援:神戸市文書館、KOKORO和KOBE
- 歴史まちづくりトークサロン
- 2004年4月24日(土)14:00〜17:00 @伊丹郷町館・石橋家住宅 参加27名
- 司会:石川道子氏・辻川敦氏
- 共催:神戸大学文学部地域連携センター
今年度の歴史講座は「シリーズ
歴史遺産を考える」と銘打ち、多彩な形態で4回を実施しました。のべ231名の参加があり、研究成果の還元と共に地域の住民や文化団体との交流や意見交換に成果を上げました。
また、神戸大学医学部敷地内で出土した福原京関連遺跡の学術的価値を検討する緊急シンポジウムを成功させ、遺跡の保存に貢献しました。各学会より遺跡保存のための要望書が提出され学会誌上でも大きく取り上げられました。
さらに、シンポジウム「地域資料の保存と活用を考える」を共催したほか、下記の催しを後援しました。
|