まちづくりシンポジウム第2弾 「戦国の城・富松城の実像に迫る」
尼崎市北部の富松町にある、貴重な中世城郭遺構である富松城跡が、相続税納付のため国税庁に物納され、このまま行けば競売になるものと思われます。
このため、地元では保存に向けた取り組みも視野に入れて、「富松城跡を活かすまちづくり委員会」が作られ、さきに富松西運寺に180人を集めて第1回の学習会が開催されました。
その第2回が、以下のとおり開催されます。関心をお持ちの方、ぜひとも周囲の方もお誘いあわせのうえ、ご参加下さい。
学習と、遺跡保存活用に向けた取り組みに、ひとりでも多くの方が参加・協力してくださるよう、切にお願いします。
今回の催しは、第1部からでも第2部のみの参加でも、いずれでも可。おそらく飛び込み参加もできるとは思いますが、事前申し込みが基本となっておりますので、できるだけ主催者まで事前にご連絡ください。
- 日時:2002年6月8日(土)
- 第1部 現地見学会 「富松城跡の現在を見る」(定員100名、無料)
- 10:00 集合、富松神社(尼崎市富松町2-23-1)、オリエンテーションと事前学習
- 10:30 現地見学会(富松町2丁目409番地)、ガイド講師川口宏海氏、山上雅弘氏
- 11:40 解散、富松神社
- 第2部 「まちづくりシンポジウム」(定員300名、無料)、於 尼崎北小学校体育館(尼崎市塚口町6-21-1)
- 13:00 講演 益田日吉氏(尼崎市教育委員会学芸員)「富松城跡を掘る」
- 13:45 講演 仁木宏氏(大阪市立大学助教授)「富松城跡はどこまで復元できるか」
- 14:50 シンポジウム 「戦国の城・富松城の実像に迫る」
- パネリスト 仁木宏氏(大阪市立大学助教授、中近世都市史)
- パネリスト 善見壽男氏(まちづくり委員会)
- コーディネーター 川口宏海氏(大手前大学教授、中世・近世考古学)
- 16:20 終了
- 主催:富松城跡を活かすまちづくり委員会
- 後援:大阪歴史学会、歴史資料ネットワーク、御土居堀研究会、城郭談話会
- 協賛:(株)スーパー王子
- 申し込み先・問い合わせ先:富松城跡を活かすまちづくり委員会
- 〒661-0003 尼崎市富松町2-23-1富松神社内
- TEL 06-6421-5830
- FAX 06-6421-5879
|