水に濡れた紙とフィルムの修復ワークショップを開催します。
趣旨
2011年に発生した東日本大震災、紀伊半島水害の被災地において、写真アルバムや卒業証書など「思い出の品」を残す取り組みが広がりました。災害が頻発するなかで、身近な「歴史遺産」に対する市民レベルでの関心が高まっていると言うことができるのではないでしょうか。
そこでこのたび、水に濡れた紙資料と8mmフィルムの簡易修復方法を学ぶワークショップを企画しました。第1部では、被災した資料の保全活動や、日常的な備えについて、歴史資料ネットワークとNPO法人映画保存協会の取り組みを紹介し、第2部では実際に紙資料(古文書・本)と8mmフィルムの洗浄・乾燥方法を学びます。
なお、参加には事前のお申し込みが必要(先着30名)です。お申し込み方法はこちらをご覧下さい。みなさまのご参加をお待ちしております。
- 日 時:2013年 2 月 16 日(土)13:15~17:00
- 会 場:エル・おおさか(大阪府立労働センター)7階・701教室
- 資料代:500円
プログラム
- 第1部
- 河野未央(歴史資料ネットワーク)「史料の救命士の輪を広げる―歴史資料ネットワークの取り組み―」
- 中川望(NPO法人映画保存協会)「映画保存協会災害対策部の取り組みについて」
- 第2部 洗浄・乾燥ワークショップ
- 講師
- 8mmフィルム 鈴木伸和(NPO法人映画保存協会)
- 紙資料 吉原大志(歴史資料ネットワーク)
- 主催:歴史資料ネットワーク
- 共催:NPO法人 映画保存協会
- 後援:エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)、大阪歴史学会近世史部会、大阪歴史学会近代史部会
お申し込み方法
お名前・ご住所・電話番号・FAX番号・メールアドレス・参加人数(複数名で参加の場合)を明記のうえ、以下のうち、いずれかの方法で歴史資料ネットワークまでお申し込みください。
- 電子メール:s-net[at]lit.kobe-u.ac.jp
- FAX:078-803-5565
- 当会ホームページのお問い合わせフォーム
- 投稿タグ
- 大阪
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