歴史資料ネットワークでは、いしかわ歴史資料保全ネットワーク(いしかわ史料ネット)、志賀町教育委員会、文化財防災センターと協同して、7月13日(土)に石川県羽咋郡志賀町の個人宅より資料レスキュー活動を行いました。今回の活動は4月に所蔵者の方より歴史資料ネットワークにお問い合わせがあり、現地の下見(5月)を経て、いしかわ史料ネット、志賀町教育委員会、文化財防災センターより必要資材や車両等のご協力を得て実現したものです。

 当日は石川県、いしかわ史料ネット、神戸大学、国立歴史民俗博物館、志賀町教育委員会などから総勢20名を超える方にご参加いただき、道具類や多数の紙資料、什器類など120点以上の資料を保管場所に搬出しました。関係者の皆さまに記して御礼を申し上げます。なお、今回のレスキューに関しては、いしかわ史料ネットでも活動報告をホームページに掲載されていますので、あわせてご覧ください。

いしかわ史料ネットホームページ(活動報告)

 今後も搬出した資料のクリーニング、整理作業などが必要になると思われます。引き続き関係者、関係団体と協議しながら、対応を進めていきたいと考えています。今後とも被災地での資料保全活動にご理解とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

歴史資料ネットワーク事務局