茨城史料ネットでは、下記の要領でこれまで保全作業を進めてきた史料に関する講演会・展覧会を開催されます。ぜひお運び下さい。

茂木町ふるさと歴史フォーラム 歴史発見 茂木に生きた近江商人―島﨑家の土蔵に伝わる文化遺産―

島崎家は、江戸時代から近江商人として活躍した商家です。同家の土蔵におさめられた古文書・絵画・民具等は、その一つ一つが茂木の歴史をいまに伝える貴重な文化遺産です。しかし、昭和61年の大水害,平成23年の東日本大震災で土蔵が被災し、それらの保存もままならない状況となりました。茨城文化財・歴史資料救済・保全ネットワーク(茨城史料ネット)では、茂木町教育委員会から要請をうけて、これらの品々を土蔵から救い出し、よりよい状態で未来にのこしていくために必要な作業をすすめています。フォーラムでは、近江商人・島﨑家の歴史を最新の研究成果とともに紹介します。また、島﨑家の古文書・絵画・民具等の救出、整理作業の経過と成果について中間報告をします。

  • 日時 2014年3月21日(金・祝) 13時~16時
  • 会場 茂木町中央公民館 大ホール(栃木県茂木町字茂木151番)

  • 入場 無料(先着200名様・申し込み不要)
  • 内容
    • 講演 江戸時代における北関東の近江商人―茂木町島﨑家の歴史―(仮) 鈴木敦子氏(大阪大学大学院経済学研究科資料室助手)
    • 報告 島﨑家の文化遺産を守り伝えていく(仮) 茨城史料ネット

特別公開 のぞいてみよう島﨑家の蔵のなか―救い出された近江商人の古文書・絵画・民具―

  • 日時 2014年3月21日(金・祝)~3月23日(日)10時~16時
  • 会場 茂木町中央公民館 1階会議室