徳島史料ネットが今回の豪雨被害にともなう、情報提供と協力依頼のよびかけを発表されました。8月5日夕方に配信されたメールニュースを了解を得て転載させていただきます。被害が小さなものであることを願いつつ、私たちもレスキュー活動に協力できるよう準備をしていくつもりです。

歴史資料保全ネットワーク・徳島(徳島史料ネット)会員の皆様

こんにちは。事務局の町田です。
記録的な大雨が上がり、被害の状況が少しづつ判明してきています。
徳島県の情報(ホームページTOP→災害情報→緊急災害情報) http://www.pref.tokushima.jp/bunya/saigai/
または http://anshin.pref.tokushima.jp/docs/2014080500037/
によりますと、床上浸水・床下浸水の被害が下記のように1000棟近く発生している模様です。浸水被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
また、今後も大雨の危険がありますし、また週末にかけて非常に強い台風11号が近づいています。皆様充分お気をつけ下さい。

・住家被害 床上浸水 222棟
15棟(小松島市)、106棟(阿南市)、5棟(三好市)、6棟(美波町)
90棟(海陽町)
床下浸水 775棟
60棟(小松島市)、415棟(阿南市)、8棟(三好市)、1棟(鳴門市)
1棟(那賀町)、15棟(美波町)、275棟(海陽町)
徳島史料ネットとしても、可能な限り対応をとっていきたいと思います。

①現在、情報収集中です。ご自宅、ご近所、親類のお宅、お知り合いのお宅で、歴史資料(古文書はもちろん、古い本、近代の手紙・新聞・写真、古いふすま屏風、自治会などの記録や資料など)についてお困りの点がありましたら、徳島史料ネットまでお知らせ下さい。
水や泥を含んで一見するとゴミのように見える場合がありますが、地域の貴重な歴史を記録したかけがえのない財産ですので、安易に処分しないでください。適切な処置法を行うことで、修復することが可能な場合があります。

②必要と状況に応じて、徳島史料ネットとして、巡回調査を実施できるようにしたいと思います。その際は、可能な範囲で結構ですので、お力をお貸し下さい。

取り急ぎ、現在の状況とお願いでした。

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歴史資料保存ネットワーク・徳島 事務局
事務局長 町田 哲(MACHIDA Tetsu)

〒772-8502徳島県鳴門市鳴門町高島字中島748
鳴門教育大学 社会系コース 町田研究室 内
℡088-687-6362(研究室直通)/FAX088-687-6019(共同)
E-mail:sudachi.shiryo@gmail.comまたはmachida@naruto-u.ac.jp
ホームページ:http://tokushimasiryo.blog.fc2.com/
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