茨城史料ネットからのお知らせです。

下記の要領で、東日本大震災で被害を受けた鹿嶋市の歴史文化に関するフォーラムと、文化財の特別展示が行われます。ぜひご参加・ご覧下さい。(チラシ・PDF

龍蔵院の文化財・歴史資料の救出は、行政と研究者あるいはボランティアという、異なる立場で文化財にかかわる関係者が連携を深める機会になりました。また龍蔵院の復興に尽力する長栖地区の住民の姿は、菩提寺に伝わる文化財や歴史資料が、住民の間の、さらには祖先と地域とを結ぶキズナでもあることを、あらためて示してくれました。今回のフォーラムと特別展示が、鹿嶋市の津波被害の現実を忘れず、明日の防災を構想するため、そして津波から守られた文化財・歴史資料を通じて地域のキズナの意味を考える機会となれば幸いです。

上廣歴史文化フォーラム

「東日本大震災 被災した文化財を守る取り組み―鹿嶋市の津波被害の現場から」

  • 日時 2013年3月23日(土)13:00~15:30
  • 会場 鹿嶋市まちづくり市民センター講堂(鹿嶋市宮中4631)


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  • 定員 130名(当日先着順)
  • 入場無料

プログラム

  • 糸川崇(鹿嶋市教育委員会)「鹿嶋市の津波と救出・保全された龍蔵院の文化財」
  • 高橋修(茨城大学)「茨城史料ネットの挑戦」
  • 白井哲也(筑波大学)「よみがえる長栖村・龍蔵院の歴史」

特別展示

「東日本大震災 鹿嶋市の津波被害と救出された龍蔵院の文化財」

  • 会期 2013年3月16日(土)~3月24日(日) 10:00~16:30
    • (3月18日休館)
  • 会場 鹿嶋市まちづくり市民センター市民ギャラリー
  • 入場無料