東日本大震災で被害を受けた博物館等を支援する目的で実施している被災ミュージアム再興事業について、先日、当会のホームページでも情報のお知らせを行いましたが、その続報です。

毎年、国が行う約5千の事業からいくつかを抽出し、有識者による公聴会で事業の要・不要を判断する「行政事業レビュー公開プロセス」において、今年度は「被災ミュージアム再興事業」が対象に選ばれ、6月26日に公聴会が実施されたようです。

ここでは主に事業のありかたについて、意見を交わされたのち、6人の有識者が
・ 現状のまま・ 一部改善・ 抜本的改善・ 廃止
の評価が行われます。
復興庁のホームページに、「行政事業レビュー公開プロセス」のとりまとめ結果が公表されており、
「被災ミュージアム再興事業」については、「事業内容の一部改善」とのとりまとめがなされたようです。
詳細は、復興庁行政事業レビュー公開プロセスのページからPDF資料を閲覧できます。
今後も当該事業の動向について情報を集めていきたいと思います。

 

関連記事:「被災ミュージアム再興事業」の必要性が公聴会で議論されるとのことです(2015年6月25日付記事)