記録と記憶をみらいへ

ご挨拶

ご挨拶

歴史資料ネットワーク代表委員  奥村 弘

 歴史資料ネットワークは阪神・淡路大震災後の1995年2月に被災した歴史資料の保全を進めるために関西の歴史学会関係者、大学院生、博物館、文書館、図書館関係者、郷土史研究者などにより結成され、地域の歴史文化を担う住民の方々のサポートを受けて活動して参りました。災害時の歴史資料の保全と活用、災害資料(災害自体に関する資料)の保存と活用、日常時の災害に備えた活動を軸とした取組は、18年目に入っています。阪神・淡路大震災時から活動を進めてきた私達の世代だけでなく、2004年の一連の大水害を契機として、若い世代が活躍するようになり、東日本大震災後の被災地の歴史資料保全支援は、20代、30代前半の若手の皆さんが大きな役割を果たしています。

歴史資料ネットワークは、2000年の鳥取県西部地震での活動を初めとして、私たちと同様な活動を行う、各地のネットワークの立ちあげを支援も進めてきました。府県毎に作られたネットワークはこの間,急速に増加し、現在、私たちが把握しているだけでも、岩手・宮城・福島・山形・茨城・千葉・神奈川・新潟・福井・和歌山・岡山・山陰(島根・鳥取)・愛媛・宮崎の14組織を数え、さらに数県で設立の準備がなされています。これらのネットワークは災害後の保全活動だけでなく、災害前の「予防」活動にも力を注いでいます。

東日本大震災後の保全活動の展開と災害時の地域歴史資料失滅の危険性が増大する中で、私たちは、昨年以来、若手の委員を中心に、これまでのブログの持っていた機能をいっそう充実し、現在のインターネット環境を十分活用できる新しい歴史資料ネットワークのホームページを作成するための努力を進めてきました。

この新しいホームページでは、東日本大震災でのボランティアやカンパのお願いなど、災害時の各地の情報のみならず、日常時の各地の歴史資料保全についての情報についてもハブとしての役割を強めていけるようにしました。しかしながら、情報の共有とネットワークの拡大は、会員の皆様や地域の歴史資料保全や活用に関心をもたれる方々が、本ホームページを積極的に利用していただくことなしには始まりません。ぜひ皆様に活用していただき、ご意見をいただくことで、より充実したホームページにしていきたいと考えております。ご協力の程よろしくお願いします。

最後に本ホームページを見ていただいて、私たちの活動に興味を持たれた方にお願いがあります。歴史資料ネットワークの活動は、人的にも財政的にも会員、サポーターの皆様に支えられて成り立っております。この機にぜひ本ネットワークの会員やサポーターになっていただき、地域歴史資料の保全活用の活動を私たちと一緒に進めていただけばと考えております。歴史資料ネットワークは、広く社会の中でネットワークを広げ、市民と歴史文化の専門家たちが手をつないで歴史資料の保全活用を進めていくことを目指す団体です。地域の歴史資料を守り活用する活動は、どなたでも参加可能であり、豊かな地域歴史文化を知ることができる、とても楽しいものです。ぜひご検討の程よろしくお願いいたします。

 2012.7.1

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