大学共同利用機関法人人間文化研究機構「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」では、来る3月18日(土)に、「地域社会との協働・共創を目指して-歴史文化資料保全ネットワーク事業の役割とその展開-」と題するフォーラムを開催するとのことです。当会代表の奥村弘が研究代表をつとめる科学研究費補助金特別推進研究「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」研究グループも共催として参加します。参加には事前にお申込みが必要です。詳細は下記要領、ならびに人間文化研究機構からのお知らせをご覧ください。

開催日時

2023年3月18日(土)13:30~16:30
オンラインツールでの開催

主催・共催

主催:大学共同利用機関法人人間文化研究機構「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」
共催:科学研究費特別推進研究「地域歴史資料学を基軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」研究グループ(研究代表者・奥村弘)

開催趣旨

 全国各地における歴史資料保全活動を通して地域社会との協働・共創を実現し、地域と歴史文化の多様な関係を社会に向けて発信することを目的とした「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」が、2022 年度より新たなスタートを切った。本事業は、2017 年度から昨年まで続いた前身の事業の成果を継承しつつ、特に資料保全を担う地域拠点の形成と、その拠点を中核とする歴史資料を用いた地域研究や教育活動基盤の確立を目指している。
 そこで本フォーラムでは、本事業の拠点機関となる国立歴史民俗博物館、東北大学災害科学国際研究所、神戸大学大学院人文学研究科のこれまでの取り組みを振り返り、その成果と課題を共有し、あわせて大学や資料保存機関、地域社会をめぐる昨今の状況や課題を参加者と議論したい。
 以上を通じて本事業の意義を再確認するとともに、得られた論点については今後の事業推進につなげていきたい。

プログラム

13:30~13:35 開会挨拶 若尾政希(人間文化研究機構理事)
13:35~13:45 趣旨説明 小野塚航一(国立歴史民俗博物館)
13:45~14:15 報告1 天野真志(国立歴史民俗博物館)
14:15~14:45 報告2 奥村弘(神戸大学)
14:45~15:15 報告3 佐藤大介(東北大学)
15:15~15:30 休憩
15:30~15:45 コメント 三上喜孝(国立歴史民俗博物館)
15:45~16:30 総合討論 

申し込み方法

下記申し込みフォームに必要事項をご入力ください(定員:100名)
https://forms.gle/Le3RPzUL7p9EmLqM7