イメージ 1

イメージ 2

■佐用町にて水損史料レスキュー

歴史資料ネットワークメンバーは、
先々週8月15日、佐用町教育委員会が保全した水損史料の応急処置をしに、
町教委文化財室に行ってまいりました。
受入と事前レスキューをしてくださった佐用町教育委員会に
お礼申し上げます。

3件分の水損史料がありましたが、
水損程度の軽い物は吸水紙による吸水乾燥後、
ジッパー付きビニール袋にシリカゲルを封入して保管、

ひどいものについては、
小さい冷凍庫を町内のコメリで調達できましたので
それに冷凍保管しました。

その後、19日、兵庫県立考古博物館の紹介により
神戸市埋蔵文化財センターで真空凍結乾燥してくれることとなったので
無事乾燥できそうです。
ご協力賜りました兵庫県教育委員会、兵庫県立考古博物館、神戸市教育委員会にお礼申し上げます。

上月力万地区を中心に佐用町地域歴史研究会の竹本敬一会長とともに現地を廻りましたが、
まだまだ母屋の復旧が大変そうで
史料どころではありませんでした。
とりあえず史料ネットのビラだけ配付して連絡を待っているところです。
一日も早い復興をお祈りしております。

次回の巡回調査・水損史料処置は、8月29~9月1日の4日間行う予定です。
したがいまして、8/31のT家文書整理作業は中止いたします。

◇◆問い合わせ先・参加希望の方◆◇
史料ネット(松下)まで
メールのみ対応 s-net@lit.kobe-u.ac.jp