九州史学研究会では特設部会として、6月12日(日)14:00~17:00の日程で下記のような熊本地震に関する情報交換会を開催するとのことです。
当日は当会の奥村弘代表も報告を予定しております。
また九州史学研究会では、当日の報告希望者や、当日欠席の方からの意見・質問も募集しているとのことです。

チラシはこちらからダウンロード可能です(PDFファイル)
九州地区での熊本地震被災資料保全にかかわる支援のあり方を議論する場となりますので、近隣のみなさまをはじめ、多数の方々にご参加いただきますよう、お願い申し上げます。

 

情報交換会「熊本地震と被災資料の後方支援」
~九州史学研究会特設部会開催のご案内~

去る4月14日に始まった熊本地震は甚大な被害をもたらしました。歴史資料や文化財の被害も大きく、その救出や復旧が緊要な課題となっています。そのためには、被害状況を確認・共有し、地元の主導のもとで適切な救出に協力する後方支援の体制と方法の構築が不可欠です。そのような体制は近隣を中心とする大学・団体・行政などが協力・連携することによってのみ実現可能と言えます。
そこで九州史学研究会は掲題のテーマのもと、被災資料の後方支援とそのための連携のあり方を探るため、下記の要領で情報交換会を開催することにしました。ついては、甚だ急ではありますが、ぜひご参会くださいますようお願い申し上げます。

    • 日時:2016年6月12日(日)14:00~17:30
    • 場所:九州大学西新プラザ大会議室(福岡市早良区西新2-16-23)
    • 報告予定者
      • 稲葉継陽氏(熊本大学/熊本被災史料レスキューネットワーク代表)
      • 奥村 弘氏(神戸大学/歴史資料ネットワーク代表委員)
      • 三角菜緒氏(九州国立博物館/文化財防災ネットワーク推進室員)
    • 司会進行: 中野等氏(九州大学/九州史学研究会編集委員長)

◎情報交換会ですので、ご報告を希望の方はお知らせください。
◎また当日ご出席いただけない場合も、ご質問やご意見などを下記アドレスにお寄せいただければ幸いです(「◇」を「@」に変えてお送りください)。

    幹事:

    • 伊藤幸司 (九州大学)ito◇scs.kyushu-u.ac.jp
    • 日比野利信(北九州市立自然史・歴史博物館)hibino-t◇csf.ne.jp

九州史学研究会はすでに昨秋の総会で、会誌『九州史学』創刊60周年を機に、博物館や文書館、自治体史編纂などに関わる諸問題についての実践例を報告・共有し、今後の歴史研究に関する問題提起を行うための場として、「特設部会」の開設を決定していました。今回の研究会はその第1回として開催するものです。つきましては、九州史学研究会の会員のみならず、より多くの方々のご参会を切望しております。