■第6回 地域史卒論報告会のお知らせ
 
神戸史学会は、歴史資料ネットワークと二〇〇六年から毎年、地域史卒論報告会を開催してきました。
卒業論文の多くは、学会や地域に向けて発表できないままになってしまうのが現状です。
卒論報告会を設けることで、大学で歴史学を学んだ学生が、市民と交わり卒業後も歴史と社会に対する関心を持ち続けてほしい。また大学での地域史や歴史資料保全の取り組みの成果を、市民と共有することで、歴史資料保全への理解の裾野を広げたいと考えています。
学生たちの努力の成果をめぐる議論に、奮ってご参加ください。
・日時 3月13日 午後1時30分~午後4時30分ごろ
・場所 西宮市大学交流センター会議室
     西宮市北口1―2 アクタ西宮東館6階
     0798―69―3155
     (阪急西宮北口、北改札口北西すぐ)
・報告
 伊藤沙紀「中世後期尼崎地域における住人組織の展開―長洲「番頭中」から「尼崎惣中へ―」
 中岡宏美「兵庫津直轄支配をめぐる大坂町奉行所の畿内・近国支配の展開」
 中西佑未「1930年代における軍事援護事業と地域社会―阪神工業地帯の一工業村を素材に―」
・お問い合わせ先
 神戸史学会080―6130―2624
 歴史資料ネットワーク
 神戸市灘区六甲台町1―1 神戸大学内
  電話・FAX 078―803―5565
  メール s-net@lit.kobe-u.ac.jp