「神戸空襲を記録する会」の中田政子代表からのお知らせです (ま)
 
■第12回戦跡ウォークのご案内
 
 第二次世界大戦終戦まぎわの1945年3月17日の夜間空襲に続き、
6月5日神戸の町はまたしても大きな空襲に見舞われ、ほとんど全市が焦土となりました。
多くの尊い命が奪われ、小さな庶民の幸せは跡形もなく奪われたのです。
今また世界のどこかで同じような苦しみや悲しみにあえぐ人々があることを思う時、
過ちを忘れない集いにしたいと思います。
かすかな傷跡を訪ね、郷土の歴史に触れてみませんか? 
何度も、ウォークした兵庫地区ですが、今年はゆっくり廻りたいと思います。
この催しは、参加自由です。(申込不要)
                    記
 
・日 時   2010年6月6日(日)午前10時から
・集合場所 JR兵庫駅南広場 (コープ兵庫駅前店東)
・行 程  兵庫図書館 戦災資料室見学→柳原天神社→能福寺 兵庫大仏っあん→
       真光寺→大輪田橋→薬仙寺
   田辺 眞人氏(園田学園女子大学名誉教授)も同行
・参加費  200円( 資料代 )
・持ち物  水筒、帽子その他日よけになるもの
・歩きやすい服装にてご参加ください。少雨決行
 
 神戸には、幾度となくB29による空襲がありました。
その中でも、特に1945年3月17日、6月5日の空襲がひどかったとされています。
3月には市域の西半分、6月には東半分(といわれているが、須磨区は両日被害をうけた地域がある)
が米軍の空爆により壊滅的な打撃を受け、市域のほとんどの家屋が全半焼するという惨状となりました。
空襲で亡くなった人は8800人を越えるとみられます。
私たちは、この惨禍を風化させないために30年以上市民運動を続けています。
慰霊祭のほか市内の小・中学校での「語り部」活動、
神戸市立兵庫図書館での空襲遺品などの常設展示活動などを行っています。
 
◇◆問い合わせ先◆◇
神戸空襲を記録する会 代表 中田政子