大阪歴史学会では、下記の要領で現地見学検討会を開催するとのことです。どなたでもご参加いただけます。ぜひお運び下さい。

三田藩は摂津国三田を藩庁とした陣屋持3万6千石の外様藩で、藩主は寛永10年(1633)より九鬼家でした。安政期(1854~60)から洋式砲銃の導入を図るといった兵制改革、藩の儒者である白洲退蔵の抜擢による文久から慶応期の藩政改革、幕末維新期における洋学の振興など、幕末維新期の藩政の展開が注目されます。2012年3月に『三田市史』の刊行が完結し、新出史料の整理や三田藩に関連する研究が進んでいます。今回の現地見学検討会では、幕末維新期に至るまでの三田藩政の特色について、広く学会・市民間で共有する機会にしたいと思います。

  • 日時:2015年4月12日(日)10:00~17:00
  • 見学会:10:00~12:30
  • 集合場所と時間:JR福知山線/神戸電鉄「三田駅」南口・橋上通路観光案内所付近に10:00
  • 見学場所:三田城下町一帯…旧九鬼家住宅資料館/三田城・陣屋跡/歴史資料収蔵センター/三田城下町
  • 検討会:13:30~17:00
    • 印藤昭一氏(三田市まちづくり部生涯学習支援課)「近世摂津国有馬郡北部のあらまし」
    • 山崎敏昭氏(三田市まちづくり部生涯学習支援課)「考古学からみた三田城・三田陣屋」
    • 三村昌司氏(東京未来大学)「三田藩の幕末藩政改革」
  • パネルディスカッション
  • 会場:三田市まちづくり協働センター(三田駅前キッピーモール6階)
  • URL:大阪歴史学会 http://www.historia-osaka.on.arena.ne.jp/event.html