当会と神戸史学会主催の地域史卒論報告会を、今年は新型コロナウィルスの感染状況を踏まえ、全面的にオンラインで開催します。

この会は卒業後に就職する学生たちが、神戸・阪神間の地域史をテーマにした卒業論文を報告する会です。卒業論文の多くは、手間暇かけ調査しながら、学会や地域に公表する機会が少ないものです。春から社会に出る学生が、市民の疑問に答えることで、大学での研究とのギャップを肌で感じてもらい、社会人になっても歴史文化に関心を持ち続けてもらうことを期待して開催しています。皆様奮ってご参加ください。

【プログラム】
2021年3月7日(日)
・10:30~ 開場
・10:50~11:00 開会挨拶(奥村弘/歴史資料ネットワーク)
・11:00~12:00 
 報告① 前田史佳(大阪教育大学)
 「1920年代大阪における社会事業の社会的意義と限界性」
・12:10~13:10
 報告② 古谷優周(大阪市立大学)
 「幕末期の泉州一橋領知における御用請負体制について」
・13:10~14:00 休憩
・14:00~15:00 
 報告③ 大場智香子(神戸大学)
 「近世後期の芸能興行と農村社会-播磨国多可郡奥畑村の芝居を事例として-」
・15:10~16:10
 報告④ 高橋玄(大阪大学)
 「大正・昭和初期における郡農会の実態-京都府熊野郡を中心として-」
・16:10~16:20 閉会挨拶(大国正美/神戸史学会)

参加には事前申し込みが必要となります。参加希望の方はこちらのフォームよりお申し込みください。ミーティングURLは後日申し込みいただいた方に送付いたします。

また、各報告のレジュメについては、3月6日(土)18:00ごろを目途に、このページに掲載します。
※準備の都合上、この日までに掲載できなかったものは、卒論報告会当日に掲載します。