奈良大学では保存科学研究室で取り組んでこられた宮城県南三陸町の史料修復の取り組みについて紹介するシンポジウムを開催するとのことです。シンポジウムへの参加申し込みは不要ですが、その後の懇親会は参加の申し込みが必要です。詳しくは、下記URL・チラシ(PDF)をご覧下さい。

 奈良大学保存科学研究室は、2011年 3月11日の東日本大震災の津波被災を受けた宮城県南三陸町西光寺の文書等およそ1500点の保存修復を行ってきました。3年10か月を経て2014年6月に1400点の保存修復を終えた文書等を西光寺に返却し、残る100点の保存修復も間もなく完了する予定です。 これを機会に、南三陸町歌津で被災者支援・復興に携わっておられる小野寺寛さんをお迎えし、西光寺文書保存を中心とするシンポジウムを開催いたします。…
私達の貴重な経験を報告するとともに、復 興途上の被災地・歌津との繋がりをどのように継続すればよいのかを、参加者の討論を通じて考えたいと思います。

  • 日時 2014年12月7日(日)13:00(~17:00頃)
  • 会場 奈良大学総合研究棟 4階多目的ホール(googleマップ
  • 講演
    • 1「歌津の今 そしてこれから」・・・小野寺寛(すばらしい歌津をつくる協議会)
    • 2「西光寺津波被災文書の保存修復」・・・西山要一(奈良大学保存科学研究室)
    • 3「南三陸町歌津を訪ねて」・・・奈良大学学生・大学院生
  • 討論「奈良と歌津を繋ぐ、そして、これから私達にできること」・・・参加者全員(学生・ボランティア・市民)
    *参加費無料、事前申込不要 *被災文書の修復・被災地訪問のパネル展示 *被災地支援グッズ・海産物の販売
  • 懇親会(要申込)
    日時 17:30(~20:00)
    会場 喫茶ならやま(奈良大学講堂隣)
    会費 学生1000円・院生1500円・一般2000円