姫路大学人文学・人権教育研究所では、下記の要領で歴史資料保存修復ワークショップを開催するとのことです。どなたでも、無料でご参加いただけますが、各回とも定員があり、事前の申し込みが必要です。

2011 年に発生した東日本大震災では、多くの人命とともに、歴史資料などの文化財や、アルバムなどの家族の「思い出の品」も被害に遭いました。被災現場では、全国から集まったボランティアによって、これらの文化財や「思い出の品」が多数修復されました。これらの修復された品々は被災された方々にとって精神的な復興のよすがとなっていますが、修復を行える人材はまだ不足していることが全国的にも課題となっています。本講座は、安価で簡単な方法により歴史資料の保存や修復がおこなえることを周知し、地域に残された文化財を保全しうる人材を広範に育成することを目的としています。

  • 日時:2016年8月3日(水)~5日(金)10時~12時
  • 場所:姫路大学 2号棟309教室(理科実験室) 山陽電鉄「大塩」駅下車、徒歩約 8 分またはスクールバスで約 1 分
    • 8月3日(水)定員20名 松下正和(姫路大学人文学・人権教育研究所)「襖下張りはがし~昔の反故紙を歴史資料に~」
    • 8月4日(木)定員20名 平田正和氏(株式会社工房レストア)「古文書の裏打ち・虫食い補修をやってみよう」
    • 8月5日(金)定員20名 石塚太喜三氏(元姫路市立書写養護学校・神南中学校校長、姫路市立好古学園大学校講師)「拓本のとり方」
  • 主 催:姫路大学人文学・人権教育研究所
  • 申込先:姫路大学総務部総務課
    • 〒671-0101 兵庫県姫路市大塩町2042-2 TEL:079-247-7301(代) FAX:079-247-7739
  • チラシ(PDF)https://drive.google.com/open?id=0B5A46_akybx3ZlVGRmtsR3dEUjA