山形ネット事務局の小林貴宏さんよりお知らせいただきました、
平成23年度遠野市立博物館夏季テーマ展のお知らせです。
お近くにお立ち寄りの際は、ぜひ足をお運び下さい!(か)

テーマ展「文化財を救え!~東日本大震災と文化財レスキュー」
 
平成23年(2011)3月11日の東日本大震災では、多くの尊い人名や、家・職場などの暮らしの場が奪われ、
長い歴史の中で大切に育み、守り、伝えてきた地域の宝である文化財や、
文化財の保護保存に中心的な役割をに担ってきた博物館や図書館が壊滅的な被害を受けました。
岩手県遠野市は、北上高地の中央に位置し、古くから三陸沿岸と内陸を結ぶ交易の中継地として栄え、
特に今回の津波で大きな被害を受けた大槌町・釜石市・大船渡市・陸前高田市・山田町・宮古市とは、
車で約1時間の距離にあって、歴史的・文化的に深いつながりをもってきました。
遠野市立博物館と遠野文化研究センターでは、東日本大震災によって被災した文化財を回収し、
保存のための応急処置を施す「文化財レスキュー」を行っています。
このテーマ展では、これまでの取り組みを中心に紹介します。
救いだされた文化財が、東日本大震災を乗り越えたという新たな歴史的価値を与えられ、
三陸海岸に生きる人々の誇り、未来を生きる大きな力となることを願って開催するものです。
 会期 7月22日(金)~9月29日(木) (会期中8月31日は休館)
 
 場所 遠野市立博物館企画展示室
 
 内容 半分が流失した世界最大級のオオジャコガイなど24件
 
 問い合わせ 遠野市立博物館
       028―0515 岩手県遠野市東館町3番9号
       TEL0198-62―2340
       FAX0198-62―5758