新潟県十日町市では、中越地震を機に古文書整理ボランティアが活動しています。これまでのボランティアのあゆみを記録した冊子『新潟県中越大震災と資料整理 ― 十日町市古文書整理ボランティアのあゆみ ― 』が刊行されたことをうけ、文化財保存修復学会との共催で記念講演会が開催されるとのことです。
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十日町市では新潟県中越大震災発生を機に、被災した歴史資料を将来的に活用できるようにするため、保存・整理を行う市民ボランティアが平成17年に組織され、今日に至るまで市民と行政が協働して活動を続けています。
今年度、地震発生から10年の節目を迎え、これまでのボランティアのあゆみを記録した冊子『新潟県中越大震災と資料整理 ― 十日町市古文書整理ボランティアのあゆみ ― 』を刊行いたしました。このたび、同書の刊行を記念し、あわせて災害時における文化財の保存と市民活動の重要性を広く訴えることを目的として、記念講演会を開催いたします。

日時:2015年3月21日(土)13:30~16:00

場所:十日町情報館 視聴覚ホール(新潟県十日町市西本町2丁目1番地)

報告:高橋由美子(十日町市古文書整理ボランティア事務局)
「十日町市古文書整理ボランティア10年のあゆみと発刊報告」

記念講演1:日高真吾(文化財保存修復学会理事・国立民族学博物館准教授)
「災害と文化財レスキュー ~阪神淡路大震災から東日本大震災まで」

記念講演2:伊達仁美(京都造形芸術大学教授)
「十日町市古文書整理ボランティアとの資料整理作業」

先着90名・参加無料
事前申し込み制
申し込み先:十日町市教育委員会事務局文化財課
電話 025-757-5531 FAX 025-757-6998
主催:十日町古文書整理ボランティア、文化財保存修復学会
主管:十日町市教育委員会事務局文化財課