当会代表の奥村弘が研究代表を務める科学研究費補助金特別推進研究「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」の「地域歴史資料継承領域」では、下記の通り研究会を開催するとのことです。参加にはお申し込みフォームへのご記入が必要です。皆様奮ってご参加ください。

2021年度 地域歴史資料継承領域 第3回研究会「統合型」博物館と住民参画-阪神間の事例-
【趣旨】
 近年阪神間で複数館種を統合した「統合型」博物館の設置の動きが相次いでいる。今後住民 参画がどのように進むのか関心が集まっている。地域住民との連携を深め博物館活動をどう活性化するのか。その方策について、伊丹市と尼崎市の事例報告もふまえながら、学芸員や博物館設置主体者の役割、博物館教育を行う大学の役割などをテーマに、立場を超えて議論してみたい。

【日時】2021年7月4日(日)13時~17時 
    zoomを利用したオンライン開催

【プログラム】
13:00 主催者挨拶:奥村弘(神戸大学)
13:05 趣旨説明:松下正和(神戸大学)
13:15 基調講演:「市民のために」の挫折と成熟 岩城卓二(京都大学人文科学研究所教授)
14:15 事例報告1:地域と共に学び、歴史遺産を活かす 中畔明日香(伊丹市教育委員会事務局生涯学習部主幹(文化財担当))
14:35 事例報告2:市民と共にあゆむ博物館「である」ために―アーカイブズができることとは?
             河野未央(尼崎市教育委員会社会教育部歴史博物館史料担当係長)
14:55 休憩
15:05 コメント:地域で生きる博物館に向けて 大国正美(神戸深江生活文化史料館館長・伊丹市資料修史等専門委員長)
15:25 総合討論  コーディネーター:松下正和(神戸大学)
16:50 閉会の挨拶:(未定)17:00 終了


【申し込み方法】
7月2日(金)までに参加者情報(1.お名前、2.ご所属、3.E-mailアドレス、4.電話番号)を下記URLからご登録ください。後日招待URLをお知らせいたします。https://forms.gle/zxzxuLpXFwZP2r2P7


【問い合わせ先】神戸大学地域連携推進室 松下正和 電話:078-803-6504, 5575
【主催】特別推進研究「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史⽂化の創成」(代表 奥村弘)A 班「地域歴史資料継承領域」
【後援】兵庫県博物館協会