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11/27に水損史料レスキューの話を
建築学会(建築歴史・意匠本委員会 文化遺産災害対策小委員会主催)の会で
報告してきました。
http://blogs.yahoo.co.jp/siryo_net/article/271028761.html

文系分野は僕だけで、なんだか場違いな感もありましたが
建築の方々のお話はとても興味深かったです。
皆さんは地震や火事を想定した、建物の防火に話題が集中していたので
僕のような水損事例紹介は浮いていました。

今回の水害の際には、建物診断をしないまま
蔵の中から水損史料をレスキューしてきました。
でもよく考えたら、地震の場合には建物診断がなされている
張り紙の色を見ながら建物の中に入っていくのに、
水害の場合には特にその点は気にせず行っていました。

後に民博の方から危ないのでは?と指摘されたので
気になっていました。
せっかくの機会だったのでシンポジウムの際に参加者の方々に聞いたところ
水害の場合にはやはり建物診断はしないそうです。
可能ならヘリマネと一緒に現地入りすればよいのでは?とのアドバイスを頂戴しました。
今後の活動の参考にしたいと思います。

素人なのでよくわからなかったのですが
スプリンクラーやドレンチャーの耐震性はどの程度なのか?
火事で燃える前に、水損する事態は想定していないのか?
などを聞いてみたかったのですが聞けませんでした…

阪神大震災を経験した者としては、火を消したくても水がなかった(でなかった)
という話をよく聞いたので、その点も不安に感じました。
杞憂ならいいのですが (ま)