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■山本村の歴史資料展(宝塚市山本地区)開催中!
 
日時:平成22年4月8日(木)~4月11日(日) (10時~17時、最終日は16時まで)
会場:共同利用施設山本会館(あいあいパーク2階)  宝塚市山本東2丁目2番1号
    阪急宝塚線山本駅下車南西へ徒歩5分
http://www.aiaipark.co.jp/know/access.php
問合せ先:中央図書館市史資料担当 0797-85-0648(平日10時~18時)
主催:山本共有財産管理組合
後援:宝塚市・宝塚市教育委員会、神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター
 
旧山本村域は近世初頭以来、植林業・造園業が盛んな地域でしたが、
明治初年の兵庫県の園芸奨励策により生産・販売のネットワークを更に拡大することとなりました。
この地区は、阪神・淡路大震災で大きな被害を受けています。
歴史資料ネットワークは95年の6月から9月にかけて10回、
宝塚市域を巡回調査することにしました。
展示品の中には、巡回調査の際にレスキューした造園業者の版木資料
「薔薇花見立競」(バラの品種番付)もあります。
レスキュー資料を展示に活用した事例として是非ご覧ください (ま)
 
【趣旨】
 今年は、「あいあいパーク」営業開始10年を記念して、毎年開催される「植木まつり」と同時開催で、
「古絵図にみる山本村の歴史と園芸産業展」を行うこととなりました。
 山本は巡礼の道が地域のなかを東西に通じる古い地区です。園芸業によって支えられた山本では、街道の左右とともに地域全体を草花や植木で美しくかたちづくり、通る人に楽しんでいただくことができるよう努力しています。また、昔あった池は多くの地域で埋め立てられていますが、古絵図に描かれている池のほとんどが残されているのもこの地域の特徴といえるでしょう。
 山本共有財産管理組合では多くの古絵図を所蔵しており、古絵図からは、山本村・平井村の成り立ちや毎年続けられた長尾山の保全工事などのあり方をうかがい知ることができます。今回の資料展では、神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター・宝塚市市史資料室の協力のもと、それらのいくつかに解説を加えて展示し、山本地区の歴史を考えたいと思います。多くの皆様のご来場をお待ちしております。